追報:高速道向けLED灯の「D-LIGHT」/自己破産申請 <東京> 負債総額は約213億
続報。LED照明開発のD-LIGHT(株) (所在地:東京都中央区銀座Ⅰ-8-2、代表:鬼倉達矢)は11月1日、東京地裁において自己破産を申請した。
負債総額は約213億7059万円。
資本金は1億1000万円。
同社は平成18年6月に設立したLED照明およびリチウムイオン電池の開発のファブレスメーカー。高速道路などで水銀灯に代わる高輝度LED照明を開発し、売上高を急進させていた。
しかし、昨年、取引先との循環取引の疑惑が取り沙汰され、信用不安に陥ったため事業展開が困難となり、資金繰りにも窮するようなったため、今回の事態に至った。
申請代理人は野間自子弁護士(東京都千代田区内幸町2-1-4、三宅坂総合法律事務所、電話03-3500-2742)ほか3名。
スクロール→
破綻 要約版 JC-NET |
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1 |
破綻企業名 |
D-LIGHT(株) |
2 |
本社地 |
東京都中央区銀座1-8-2 |
3 |
代表 |
鬼倉達矢 |
4 |
設立 |
2006年6月 |
5 |
資本金 |
1億1000万円 |
6 |
業種 |
LED照明開発事業 |
7 |
売上高 |
2019年3月期、約250億円 |
8 |
破たん |
2021年8月16日. |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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2021年11月1日. |
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自己破産申請 |
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9 |
裁判所 |
東京地方裁判所 |
10 |
申請代理人 |
野間自子弁護士(三宅坂総合法律事務所)ほか |
電話:03-3500-2742 |
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11 |
負債額 |
約210億円 |
12 |
破綻事由 |
同社はLED照明およびリチウムイオン電池の開発のファブレスメーカー。高速道路などで水銀灯に代わる高輝度LED照明を開発し、高速道や国道向けに売上高を急伸させていた。しかし、昨年、取引先との循環取引の疑惑が取り沙汰され、信用不安に陥り、事業展開が難しくなり、資金繰りにも窮するようになり、今回の事態に至った。 |
追 |
連鎖 |
すでに福岡市の(株)はかた舎と(株)はかた屋の2社が負債額合計で27億円を抱え連鎖倒産している。まだ多くの連鎖倒産が生じる可能性がある。 |