生鮮魚介卸の「ヨンスイ」/民事再生申請 <徳島市> 新型コロナ関連倒産
生鮮魚介卸の(株)ヨンスイ(所在地:徳島県徳島市北沖洲4丁目1番38号*** )は10月25日付、徳島地裁において再生手続きの申請をした。官報より参照。
負債総額は約5億円。
同社は昭和47年9月に設立、資本金は1000万円。従業員は65名(パート含む)。
業績が低迷する中、新型コロナの影響もあって自力での事業継続を断念、今回の措置になった。
なお営業は継続中
監督委員には竹原大輔弁護士(所在地:徳島市幸町3丁目15番地伊藤ビル3階さいわい法律事務所)が選任されている。
事件番号は令和3年(再)第1号となっています。
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破綻 要約版 JC-NET |
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1 |
破綻企業名 |
(株)ヨンスイ |
2 |
本社地 |
徳島市北沖洲4-1-38 |
3 |
代表 |
川風俊祐 |
4 |
設立 |
1972年9月、 |
5 |
資本金 |
1000万円 |
6 |
業種 |
生鮮魚介類の卸業者 |
7 |
売上高 |
以前のピーク期、約20億円 |
2021年3月期、約15億円 |
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8 |
破たん |
2021年10月25日、 |
民事再生法の適用申請 |
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9 |
申請代理人 |
朝田啓祐弁護士(朝田啓祐法律事務所)ほか |
電話:088-622-7323 |
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10 |
監督員 |
竹原大輔弁護士(さいわい法律事務所) |
電話:088-623-6860 |
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11 |
裁判所 |
徳島地方裁判所 |
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負債額 |
約5億円 |
13 |
破綻事由 |
同社は地場スーパーなどに加工済みの魚介類を卸し業績を伸長させてきたが、主力納品先のスーパーが大手傘下に入り、過度な価格競争にさらされ、採算性が悪化、今般の新コロナ事態で売上高まで落ち、今回の民事再生により財務内容を改善させ、再生を図ることにしたもの。 なお、民事再生申請であり、営業は継続して行われている。 大手スーパーは納入業者のことなど一切考えず、頭には利益しかない。 |