アイコン 追報:手作りパン・洋菓子の「洋菓子のベルべ」が事業停止 首都圏30店舗展開<神奈川> 負債50億


追記、洋菓子店の(株)ベルべ(所在地:神奈川県大和市大和東1-8-4 代表:石川民夫)は11月8日、事業を停止して、事後処理を弁護士に一任した。

負債総額は約50億円。

資本金は1200万円。

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同社は昭和48年に創業、昭和51年に法人化へ、しかし新型コロナの影響が大きく事業を断念、今回の措置となった。

担当弁護士には佐藤孝一弁護士(電話番号:03-3585-2206)が任命されている。

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破綻 要約版  JC-NET

1

破綻企業名

(株)ベルベ

2

本社地

神奈川県大和市大和東1-8-4

3

代表

石川民夫

4

設立

1976年4月、

5

資本金

1200万円

6 

業種

手作りのパンやケーキの店舗展開 首都圏30店舗

7

売上高

2020年6月期、約25億円

8

破たん

2021年11月8日、

事業停止/弁護士一任

9

委託弁護士

佐藤孝一弁護士(佐藤孝一法律事務所)

電話:03-3585-2206

10

裁判所

未定

11

負債額

約50億円

12

破綻事由

同社は手作りのパン・洋菓子店舗、一部カフェも併設していた。地元の神奈川県や首都圏に30店舗あまりを展開し、昨年6月期には約25億円の売上高を計上していた。しかし、今般の長引く新コロナ惨禍により、多くの商業施設入居店は休業、時間短縮を余儀なくされ、売上高は激減、これまでに原材料の高騰や競争激化により採算性も悪化させていたため、一気に経営不振に陥り、資金繰りに窮し、今回の事態に至った。

なお、国の新コロナ企業対策では、金融機関が制度融資により面倒を見ることになっているが、同社は決算内容に問題が生じ、資金繰りが断たれたようだ。

 

同社の店舗は一等地が多く、それも店舗規模が大きく、当然家賃や敷金も高額となり、よほど売らなければ採算性は難しい。店舗展開する企業は財務基盤がしっかりするまで、フラッグシップ店を一等地に設けるならば、残るはそうではない地に展開し、SNSやマスコミ受けするフラッグシップ店を広告塔として使用すべきではなかったろうか。美味しければ人は買いに行く。

 

[ 2021年11月12日 ]
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