アイコン 追報:手作りパン・洋菓子の「洋菓子のベルべ」(神奈川)/自己破産申請の準備中 負債52億円


続報。洋菓子店の(株)ベルべ(所在地:神奈川県大和市大和東1-8-4 代表:石川民夫)は11月9日、事業を停止して、自己破産に向けた事後処理を弁護士に一任した。

負債総額は約52億円。

資本金は1200万円。

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同社は手作りのパン・洋菓子店舗、一部カフェも併設していた。地元の神奈川県や首都圏に30店舗あまりを展開し、昨年6月期には約25億円の売上高を計上していた。しかし、今般の長引く新コロナ惨禍により、多くの商業施設入居店は休業、時間短縮を余儀なくされ、売上高は激減、これまでに原材料の高騰や競争激化により採算性も悪化させていたため、一気に経営不振に陥り、資金繰りに窮し、今回の事態に至った。

担当弁護士には半蔵門総合法律事務の奈良道博弁護士(電話番号:03-3239-2141)ほかが任命されている。

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破綻 要約版  JC-NET

1

破綻企業名

(株)ベルベ

2

本社地

神奈川県大和市大和東1-8-4

3

代表

石川民夫

4

設立

1976年4月、

5

資本金

1200万円

6 

業種

手作りのパンやケーキの店舗展開 首都圏30店舗

7

売上高

2020年6月期、約25億円

8

破たん

2021年11月8日、

事業停止/自己破産申請の準備中

9

委託弁護士

奈良道博弁護士(半蔵門総合法律事務所)ほか

電話:03-3239-2141

10

裁判所

未定

11

負債額

約52億円

12

破綻事由

同社は手作りのパン・洋菓子店舗、一部カフェも併設していた。地元の神奈川県や首都圏に30店舗あまりを展開し、昨年6月期には約25億円の売上高を計上していた。しかし、今般の長引く新コロナ惨禍により、多くの商業施設入居店は休業、時間短縮を余儀なくされ、売上高は激減、これまでに原材料の高騰や競争激化により採算性も悪化させていたため、一気に経営不振に陥り、資金繰りに窮し、今回の事態に至った。

なお、国の新コロナ企業対策では、金融機関が制度融資により面倒を見ることになっているが、同社は決算内容に疑義が生じ、資金繰りが断たれたようだ。

 

同社の店舗は一等地が多く、それも店舗規模も大きく、当然家賃や敷金も高額となり、よほど売らなければ採算性は難しい。店舗展開する企業は財務基盤がしっかりするまで、フラッグシップ店を一等地に設けるならば、残るは家賃が安いそうではない地に展開し、SNSやマスコミ受けする店舗作りをなすべきではなかったろうか。美味しければ人は買いに行く。

今回の追報は、負債額も大きく委託弁護士を変えている。

 

[ 2021年11月17日 ]
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