自動販売機管理の「タイガー」/自己破産へ <兵庫> 新型コロナ関連倒産
自動販売機管理・運営の(株)タイガー(所在地:兵庫県神戸市西区白水***)は11月30日、事業を停止して、破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。
負債総額は約10.5億円。
資本金は3000万円、従業員が48名。
同社は昭和40年5月に創業、昭和46年2月に法人化へ、業績が低迷する中、新型コロナの影響もあって事業を断念、今回倒産の事態となった。
担当弁護士には「弁護士法人アーネスト法律事務所」の三宅勇気弁護士(電話番号:078-265-0810)が任命されている。
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破綻 要約版 JC-NET |
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破綻企業名 |
(株)タイガー |
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本社地 |
兵庫県神戸市西区白水2-4-6 |
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代表 |
東誠 |
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設立 |
1971年2月、 |
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資本金 |
3000万円 |
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業種 |
自動車販売機の管理会社 |
7 |
売上高 |
以前のピーク期、約22億円 |
2020年11月期、約14億円 |
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8 |
破綻 |
2021年11月30日、 |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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受託弁護士 |
三宅勇気弁護士(アーネスト法律事務所) |
電話:078-265-0810 |
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10 |
裁判所 |
未定 |
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負債額 |
約10億円 |
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破綻事由 |
同社は自動販売機のフルオペレーションサービス会社。店舗前や駐車場などに自動販売機を設置し、売上高の一部を地主に提供し、ピーク時には県内に4000台以上の自動販売機を設置し、商品補充やつり銭などの管理を自社で運営していた。しかし、コンビニなどに客を奪われ、自動販売機業界は衰退、競争も激化するなか、今般の長期にわたる新コロナ感染症により、主力先の一つのパチンコ業界の店舗が休業に追い込まれたり、集客の減少もあり、同社は売上不振が続き、今回の事態に至った。 |