乾燥ナマコの「近藤商店」/破産手続き開始決定 <新潟> 新型コロナ関連倒産
水産物加工販売の近藤商店(株)(所在地:新潟県北蒲原郡聖籠町次第浜***)は12月1日、新潟地裁新発田支部に破産手続き開始決定を受けた。
負債総額は約9億円。
資本金は2100万円。
同社は平成19年12月に設立、新型コロナの影響で業績が急激に悪化、事業を断念し今回の措置となった。
破産管財人には「にいがた駅前法律事務所」の江花史郎弁護士(電話番号:025-384-4454)が選任されている。
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破綻 要約版 JC-NET |
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破綻企業名 |
近藤商店(株) |
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本社地 |
新潟県北蒲原郡聖籠町次第浜3819-4 |
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代表 |
近藤大喜 |
4 |
設立 |
2007年12月、 |
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資本金 |
2100万円 |
6 |
業種 |
水産物の加工販売業、魚介類卸販売 |
7 |
売上高 |
2019年11月期、約3.5億円 |
2020年11月期、約2.5億円 |
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8 |
破綻 |
2021年12月1日、 |
破産手続きの開始決定 |
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9 |
破産管財人 |
江花史郎弁護士(にいがた駅前法律事務所) |
電話:025-384-4454 |
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裁判所 |
新潟地裁新発田支部 |
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負債額 |
約9億円 |
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破綻事由 |
同社は乾燥ナマコ、鮭の水産加工のほか天然岩ガキ、高級魚などを中華料理店など外食事業者へ卸し販売していた。自社漁獲で主力の乾燥ナマコは中国へも輸出していた。しかし、新コロナにより長期にわたり、飲食業界の不振、さらに中国への輸出もできなくなり、業績を急悪化させ、新加工場の設備に多額の借入金で投資していたことから、資金繰りにも窮し、今回の事態に至った。 |