アイコン 【ウッドショック倒産】 木造建築の「考建」/自己破産へ <愛知> 負債約36億


建設業 倒産

木造建築の(株)考建(所在地:愛知県名古屋市名東区上社4-89、代表:清水丈裕)は1月31日、同日までに事業を停止し、破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。
負債総額は約36億円。

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資本金は8600万円、従業員が49名。

同社は平成10年2月に設立、業績が低迷する中、ウッドショックや新型コロナの影響でさらに悪化し事業を断念、今回倒産の事態となった。

担当弁護士には篠田連太郎弁護士(電話番号:052-265-8515)が任命されている。


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破綻要約 JC-NET版

1

破綻企業名

(株)考建

2

本社地

愛知県名古屋市名東区上社4-89

3

代表

清水丈裕

4

設立

1998年2月、

5

資本金

8600万円

6

業種

木造建築工事業

7

事業所

東京・静岡

8

売上高

2020年6月期、約38億円

2021年6月期、約31億円

9

破たん

2022年1月31日、

事業停止/自己破産申請の準備中

10

委託弁護士

景山智也弁護士(あゆみ法律事務所)ほか

電話:052-253-6868

篠田連太郎弁護士(篠田総合法律事所)

電話:052-265-8515

11

裁判所

未定(名古屋地方裁判所を予定)

12

負債額

約36億円

13

破綻事由

同社は木造建築工事およびログハウスの建築工事会社。自社ブランド品のほか、他社の輸入住宅のFCに加盟し、FC店の建築工事も請け負っていた。ところが、取引先のQTKHG(株)(旧(株)BESS-ZERO)が経営破たんして多額(約3億円)の焦げ付きが発生、同社は自主再建を目指していたが、今般の新コロナ惨禍により、受注が減少するなか木材が高騰、赤字から資金繰りを悪化させ、今回の事態に至った。

 


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(株)考建の財務・業績内容 2021年6月期/千円

流動資産

2,270,653

流動負債

1,493,067

 

 

固定負債

2,098,571

固定資産

1,800,034

自己資本

479,048

 

 

(資本金)

86,000

総資産

4,070,687

負債+資本

4,070,687

売上高

粗利益

経常利益

自己資本率

3,178,854

882,274

41,603

11.7%

・建築工事業

 

[ 2022年2月 1日 ]
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