アイコン アステラス製薬に見切りつける社員 450人募集に650人応募していた


山之内製薬と藤沢薬品工業が合併して国内製薬業界第2位で東証1部の「アステラス製薬」は、昨年6月に公表した早期退職優遇制度について、当初の募集人員450人を200人上回る650人が応募したことを明らかにした。

対象は「アステラス製薬」と傘下の「アステラスファーマテック」、「アステラスグリーンサプライ」で、応募者は2021年12月31日付で退職した。なお、この募集で割増退職金費用として158億円計上。

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同社は、新しい事業環境に適応した営業体制を確立と称し、

1、オムニチャネルを活用した活動の強化、日本における製品担当制への移行

1、成熟製品へのリソースを減少させ、重点戦略製品へ集中

1、1,000名規模の要員減少(日本、欧州、米国、中国、韓国等)

全て実現すると年間換算で約180億円の費用削減効果(2021年度は約90億円の見込み)

としている。(退職者への割増金等の費用を1年で取り戻すとのこと。その後は利益に。)

以上、

研究者らの就職口は、隣国や中国が待ち構えているものと見られる。

利益の出ている企業が人員の再配置ではなく、用なしの人減らしに動く、世知辛い世の中になってしまったもんだ。


スクロール→

アステラス製薬の業績推移

連結/百万円

19/3

20/3

21/3

22/3

会計方式

IFRS基準

売上高

1,306,348

1,300,843

1,249,528

1,323,000

営業利益

243,912

243,991

136,051

270,000

経常利益

248,967

245,350

145,324

 

当期利益

222,265

195,411

120,589

213,000 

総資産

1,897,648

2,318,160

2,273,628

 

自己資本

1,258,396

1,289,168

1,386,115

 

資本金

103,001

103,001

103,001

 

有利子負債

---

---

---

 

自己資本率

66.3%

55.6%

61.0%

 

 

[ 2022年2月 5日 ]

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