野尻トーヨー住器(株)(長野)/自己破産申請 新型コロナ関連倒産
長野に拠点を置く、野尻トーヨー住器(株)が自己破産申請したことが判明した。
負債総額は約9億円。
新型コロナ関連倒産。
以下要約。
破綻要約 JC-NET |
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1 |
破綻企業名 |
野尻トーヨー住器(株) |
2 |
本社地 |
長野県松本市小屋南1-3-1 |
3 |
代表 |
野尻克樹 |
4 |
関連会社 |
(株)アトリエボヌール |
長野県茅野市宮川1274-11/代表:同 |
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5 |
創業 |
1880年 |
6 |
設立 |
1975年5月. |
7 |
資本金 |
1000万円 |
8 |
業種 |
アルミサッシ卸売業 |
9 |
売上高 |
2018年3月期、約9億円 |
2021年3月期、約6億円 |
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10 |
破綻 |
2022年3月31日. |
自己破産申請 |
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11 |
申請代理人 |
平林尚人弁護士(あかつき総合法律事務所)ほか |
電話:03-5574-7791 |
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裁判所 |
長野地裁松本支部 |
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負債額 |
約9億円 |
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破綻事由 |
同社は老舗のアルミサッシ会社、地域一帯を営業エリアに展開していたが、同業者間の競争は厳しく、採算性は低下していた。そうした中、今般の新コロナ事態で受注案件が大幅減少、受注は悪化するばかりで、経営不振から今回の事態に至った。
全国のトーヨー住器系はこれまでよほどのことがない限り営業支援などでメーカーが面倒を見ていたが、メーカーの経営陣が交代し、利益第一主義の情無用の経営に転じており、こうした系企業はメーカーへの期待はもう描けなくなってきている。 |