アイコン 2月の首都圏 新築分譲マンションの販売状況/不動産経済研究所


不動産経済研究所が発表した2月の首都圏の分譲マンションの発売状況は前年同月比で11月以来3ヶ月ぶりに増加となった。販売契約率も70%を超え、好調に推移した。以下のとおり。

・調査対象地域:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県
◎発売は前年同月比2.0%増の2,287戸。昨年11月以来の増加。
◎初月契約率は73.3%と2ヶ月ぶりの70%台。需給ともに堅調。
◎平均価格7,418万円、m2単価109.6万円といずれも2桁上昇。

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1、発売戸数
発売2,287戸、対前年同月の2,243戸比44戸増、2.0%増、対前月の1,128戸比1,159戸増、102.7%増。

2、初月契約率
73.3%、前年同月比▲2.7ポイントダウン、前月比では14.9ポイントアップ。
2022年1月58.4%、21年12月73.5%。

3、平均価格・m2単価
戸当り平均価格は7,418万円、1m2当り単価は109.6万円。
前年同月比では平均価格は1,038万円、16.3%の大幅アップ、m2単価は14.8万円で15.6%のアップ。

4、即日完売物件(4物件187戸)
(1)パークタワー勝どきサウス 1期3次157戸

(2) パークホームズ登戸ステーションアヴェニュー 1期 1次 26戸

5、超高層物件
2月の超高層物件(20階以上)は15物件・710戸、契約率79.6%
(前年同月は13物件451戸、契約率84.0%)。

6、地域別発売戸数とシェア
東京23区は1,048戸でシェアは45.8%、
東京都下は231戸で同10.1%
神奈川県は514戸で同22.5%、
埼玉県は193戸で同8.4%、
千葉県は301戸で同13.2%。
東京都のシェアは55.9%。

7、地域別平均価格・m2単価
東京23区の平均価格は前年同月比30.3%上昇の9,685万円、m2単価は前年同月比26.0%上昇の148.4万円、
都下は▲1.4%ダウンの5,634万円、▲1.3%ダウンの81.6万円
神奈川県は▲10.1%ダウンの5,131万円、0.4%アップの80.1万円、
埼玉県は20.7%上昇の5,960万円、18.5%上昇の85.1万円、
千葉県は26.4%上昇の5,734万円、12.9%上昇の71.9万円。

8、販売在庫数
2月末時点6,146戸、前月末比291戸の減少('22年1月末6,437戸、'21年2月末7,891戸)。

9、3月の発売戸数予測
3月の発売戸数は3,500戸の見込み
2021年3月3,103戸、2020年3月2,142戸、2019年3月3,337戸。


 

[ 2022年3月22日 ]

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