建築工事の「サンウッド」/自己破産申請 <栃木> ウッドショック・新型コロナ関連倒産
建築工事の(株)サンウッド(所在地:栃木県日光市今市***)は4月20日、さいたま地裁において自己破産を申請した。
負債総額は約3.7億円。
資本金は5000万円。
同社は昭和62年10月設立、新型コロナの影響で業績が悪化する中、ウッドショックやウクライナ侵攻の影響での材料高騰もあり事業を断念、今回の措置となった。
申請代理人は「久米法律事務所」の稲葉渉弁護士(電話番号:03-3271-7075)が選任されている。
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経営破綻 要約版 JC-NET版 |
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破綻企業名 |
(株)サンウッド |
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本社地 |
栃木県日光市今市*** |
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代表 |
*** |
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設立 |
1987年10月. |
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資本金 |
5000万円 |
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業種 |
木造建築工事 |
7 |
売上高 |
以前のピーク期、約14億円 |
2021年7月期、約4億円 |
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破綻 |
2022年4月20日. |
自己破産申請 |
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申請代理人 |
稲葉渉弁護士(久米法律事務所) |
電話:03-3271-7075 |
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裁判所 |
さいたま地方裁判所 |
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負債額 |
約3.5億円 |
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破綻事由 |
同社はログハウスや一般木造住宅の建築工事会社。給ブランド名「システムホーム」を北関東に展開していた。しかし、競争激化で販売不振に陥る中、今般の新コロナ事態での受注落ち込み、さらには米国での住宅新築着工の好調から木材価格が暴騰から同社は赤字工事の発生などから業績不振に陥っていた。 木材価格は、その後もシベリア産木材の輸入禁止措置などから高騰しており、総じて建築資材のコストを大幅に上昇させている。 |