アイコン 明治44年創業の「土山印刷」/民事再生申請 <京都> 新型コロナ関連倒産


印刷業の土山印刷(株)(所在地:京都府京都市南区吉祥院向田東町14、代表:土山雅之)と、関連の(株)オカムラ(所在地:京都府福知山市字堀小字下高田2395-1、同代)は4月25日、京都地裁において民事再生法の適用を申請した。

負債総額は2社合計で約28億円。

 

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土山印刷(株)資本金は3000万円、従業員が94名。明治44年3月に創業、昭和28年10月に法人化へ、業績が低迷する中、新型コロナの影響もあって自力での事業継続を断念、(株)オカムラとともに今回の措置となった。

なお(株)ウエマツがスポンサーに名乗りを挙げている。

申請代理人は「弁護士法人大江橋法律事務所」の北野知広弁護士(電話番号:06-6208-1500)ほかが、監督委員には「京都総合法律事務所」の池上哲朗弁護士(電話番号:075-256-2560)が選任されている。

 


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経営破綻 要約版  JC-NET版

1

破綻企業名

土山印刷(株)

2

本社地

京都市南区吉祥院向田東町14

3

代表

土山雅之

4

創業

1911年

5

設立

1953年10月.

6

資本金

3000万円

7

業種

印刷業

8

売上高

以前のピーク期、約35億円

2021年12月期、約14億円

9

関連会社

(株)オカムラ(代表:同)

京都府福知山市堀下高田2395-1

10

破綻

2022年4月25日.(2社とも)

民事再生申請/財産保全命令・監督命令

11

申請代理人

北野知広弁護士(大江橋法律事務所)ほか

電話:06-6208-1500

12

監督員

池上哲朗弁護士(京都総合法律事務所)

電話:075-256-2560

13

裁判所

京都地方裁判所

14

負債額

土山印刷が約27億円

オカムラが約1億円

15

破綻事由

同社は老舗の商業印刷会社、美術印刷も手がけていた。大手企業などからも受注していたが、インターネット普及で印刷物の受注が減り続け、過去の設備投資にかかわる借入金も大きく、経営不振が続き、今般、財務内容を抜本的に改善させ、再生を図るため、今回の民事再生の申請となった。

なお、印刷業界中堅の(株)ウエマツ(資本金:1億円/東京都豊島区南長崎3-34-13/代表:福田浩志)が同社を支援する予定になっている。

 

[ 2022年4月25日 ]
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