アイコン EVテスラ 大量解雇で提訴される 株価も半減


EVメーカーのテスラ社から6月に相次ぎ解雇された従業員が19日、同社が連邦法に定める60日前の事前通告をせずに500人を超える大量解雇をしたとして、テキサス州の連邦地裁に提訴した。
訴状によると、即時の大量解雇が通告されたのはネバダ州スパークス工場。提訴した2人はそれぞれ10日と15日に解雇された。

通知期間であるべき60日分の給料と福利厚生を要求し、同様に事前通告なく5月ないし6月にテスラから解雇された全米の従業員に集団訴訟を呼びかけている。

 

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テスラの株価は
2021年11月5日、1222ドルを付けたあと下落、
22年2月25日の809ドルを底に
4月1日には1084ドルまで回復したものの、
中国・上海などのロックダウン長期化により、
6月20日には650ドルまで下げている。

トランプに代わりツイッタ-マンとなったイーロン・マスク、一時世界一の資産家になった資産も半減しているものと見られる。
仮想通貨でも巨額の損害賠償請求訴訟を起こされている。

テスラ社が潰れず今日に至っているのはカルフォルニア州の排ガス規制、新エネ車優遇措置にあり、同州で販売するトヨタやGMなど内燃機関車メーカーより、莫大なお金を毎年受け取っていることにあった。その額は2019年以前でも毎年数百億円に達していた。

ただ、法螺も吹き続け音が出せたらホンマモン扱いされる。マスク氏率いるスペースX社では、前代未聞の一段目ロケットの回収も成功させている。

トヨタは米本社をカルフォルニア州のこうした規制や高額税金に嫌気して、2017年7月に同州サンフランシスコ市からテキサス州プレイノ市に移転させた。


 

[ 2022年6月21日 ]

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