アイコン 倒産要約版 (株)聘珍樓(神奈川)/破産開始決定  聘珍樓横濱本店運営


中国料理店の(株)聘珍樓(所在地:神奈川県横浜市中区山下町157、代表者:林衛)は6月2日、横浜地裁において破産手続き開始決定を受けた。

負債総額は約3億円。

以下要約。

 

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経営破綻 要約版  JC-NET版

1

破綻企業名

(株)聘珍樓

2

本社地

神奈川県横浜市中区山下町157-3

3

代表

林衛

4

創業

1884年(明治17年/日本最古の中華料理店)

5

設立

2018年4月.

6

資本金

100万円

7

業種

中華・広東料理店

8

売上高

旧社の以前のピーク期、約110億円

9

破綻

2022年6月2日.

破産手続きの開始決定/第3者(債権者)破産申し立て

10

破産管財人

増田尚弁護士(多摩川法律事務所)

電話:044-540-1521

11

裁判所

横浜地方裁判所

14

破綻理由

同社が運営する聘珍樓横濱本店は、横浜中華街にあり、現存する日本最古の中国料理店。2000年代に入り事業拡大・店舗展開を開始、ところがリーマン・ショック以降の景気悪化、消費不況により、旧(株)聘珍樓は、経営不振に陥り、2016年4月に会社分割、香港の投資ファンドをスポンサーにした新(株)聘珍樓などに現業部門を譲渡、旧(株)聘珍樓は(株)平川物産に社名変更し、(株)平川物産は2017年3月に負債額約25億円を抱え特別清算していた。

 

今回破産となった新(株)聘珍樓は横濱本店を引き継いでいた。しかし、今般の新コロナ事態に業績改善どころ悪化、今年3月に入り、債権者から破産を申し立てられ、同社は5月15日で同店を閉鎖すると発表、今回の事態に至った。

 

なお、横濱本店以外の店舗(日比谷・吉祥寺・大阪・小倉等)は、別法人の聘珍樓により運営されており、通常通り営業されている。

 

[ 2022年6月 3日 ]
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