追報:焼津中央水産/民事再生手続き開始決定 <静岡> 新型コロナ関連倒産
続報。冷凍マグロ加工の焼津中央水産(株)(所在地:静岡県焼津市石津港町53番地の2*** )は6月9日付、静岡地裁において再生手続きの開始決定を受けました。
官報より参照。
申請時の負債総額は約5億円。
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同社は冷凍マグロ加工業者、全国水産加工部門の審査会で水産庁長官賞を受賞、自社ブランド「まぐろチャーシュー」を展開するなど知名度も有している。しかし、海外、特に中国の漁場で乱獲が止まらず、魚資源が枯渇、マグロの減少により漁獲量制限、魚価高騰、国内は消費不況で価格転嫁にも限界があり、今般の新コロナ事態では、飲食店などの需要が大幅減少、同社は売上高を落とす中、過去の設備投資に伴う借入負担も大きくなり、経営不振に陥り、今般、スポンサーの支援を受け再生を図るべく、民事再生の申請となっていた。
再生債権の届出期間は令和4年7月21日まで。
再生債権の一般調査期間は令和4年9月16日から令和4年10月6日まで。
事件番号は令和4年(再)第2号となっています。
既報記事
倒産要約版 焼津中央水産(株)(静岡)/民事再生申請 長官賞受賞社
[ 2022年6月22日 ]
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