同社はプラスチックや金属製の自動車部品の塗装業者。自動車産業の拡大とともに成長してきたが、今や自動車産業は生産基地を海外に移転、それに伴って部品メーカーも海外へ進出、国内に残した自動車工場も部品は海外から調達し、同社の自動車関連の受注は減少し続けていた。同社は過去の設備投資にかかわる借り入れも大きく、資金繰りにも窮するようになり、今回の事態に至った。

破産管財人には、岩崎理弁護士が選任されているとのこと。

財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和4年10月3日午後1時30分。

事件番号は令和4年(フ)第683号となっています。

既報記事

（株）豊島加工（埼玉）／自己破産へ