アイコン ビットコイン暴落 2万ドル割り込み1.8万ドル台に


ビットコインは、米金利上昇によりリスク資産の代表格として売られ、一応の目安の2万ドルも底割れ、6月30日には6%以上の急落を見て1.8万ドルの大幅安となっている。

米投資ファンドの投機資金は、
昨秋の高いインフレ率で上がりようのない証券市場を見切り、商品先物市場に流れ、
W天井をつけた仮想通貨から、先物市場に流れ、
米金利上昇に、証券市場、先物市場、仮想通貨市場から為替市場や債券市場へ・・・

金利上昇により投資せずとも、米国債でも一定の利益は出、投資タイミングまで無理に投資する必要もなくなっている。
仮想通貨は、浅い海から深海へ、トラフへ、そして海溝へ沈み込んでいる。

 

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ビットコインにしても4月25日の40,421ドルから、5月の米金利上昇で3万ドル台を割り込み、6月30日は2万円台も割り込み、4月の半値以下になっている。その価格は一連の上昇が始まった20年12月以来の水準。

すでに売却したのか知らぬが、イーロンマスクはテスラ車をビットコインでの購入を認めており、また個人も保有、昨春はツイッター砲を使い撃ち放題、価格の押上げを図っていたが、今や狼少年に付き合う人も限られ、下降トレンドではSECから叱られたのか、ツイッター砲さえ鳴りを潜めている。

バイデン米大統領の1.9兆ドルに上る新コロナ経済対策が極度のインフレを引き起こし、そのインフレ退治に3月から上昇に転じた金利は3.5%まで引き上げられるとされ、根無し草の仮想通貨は下落し続けている。

5兆円が吹き飛んだ韓国発仮想通貨ルナの超暴落、仮想通貨全般の暴落で、取引所の現金支払い停止、マイニング会社の返済不履行説など悪材料ばかりが報じられ、限りなく、否定的な材料ばかりになっている。弱り目に祟り目。上げも下げも相場に乗れ。

(韓国発のテラ/ルナは大衆迎合が飛び切り強い国情に乗り、特に後発の「ルナ」は5兆円以上の相場資産となっていたが、5月一夜にして吹き飛び、隣国では20万人以上が被災したという。
(アップルの元エンジニアの)クォン・ドヒョン(31))は、シンガポールで「テラフォームラボ」を設立し、「テラ」と「ルナ」を発行、巨額の資金を得、そのまま海外に潜んでいる。
韓国の「テラフォームラボ」の事務所(実質本社)の社員および元社員たちに対し当局は出国禁止令を発している。
隣国国税当局は、租税回避地のパージン諸島の隠し口座に巨額が送金されていたことを突き止め、これまでの税金等500億ウォンを差し押さえたという。
隣国では処罰する法もなく、旅券も発行されたままだが、被災者の告発を受け、やっと検察が動き出している。)

仮想通貨の代表格であるBTC、W天井を付けたあとは、材料に乏しく、格言どおり店閉まいコースを辿っている。
提灯筋は常に青空天井を夢見て逆張り、常に底値だ底値だと思い奈落の底まで、見切り千両とはいかず大損する。

↓BTCの値動き(ドル)
22年6月の価格は日本時間7月Ⅰ日06時現在
前日の20,084ドルから▲6%以上下落して18,685ドルまで下げている。
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[ 2022年7月 1日 ]

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