(株)ノーフォール(千葉)/自己破産申請 負債10億円 「NOFALL」「sango」
千葉に拠点を置く、(株)ノーフォールが自己破産申請したことが判明した。
負債総額は約10億円。
以下要約。
倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)ノーフォール |
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本社地 |
千葉県佐倉市生谷1515-19 |
3 |
代表 |
神田裕行 |
4 |
設立 |
2000年2月. |
5 |
資本金 |
300万円 |
6 |
業種 |
婦人用の靴・衣料品販売業 |
7 |
店舗名 |
靴の「NOFALL」 |
カジュアルウエアーの「sango」 |
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アパレル雑貨の「sango+PLUS」 |
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8 |
売上高 |
以前のピーク期、約20億円 |
2021年8月期、約11億円 |
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9 |
破綻 |
2022年8月22日. |
自己破産申請 |
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10 |
申請代理人 |
石井和男弁護士(石井・岡村法律事務所) |
電話:03-3436-0502 |
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裁判所 |
千葉地裁佐倉支部 |
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負債額 |
約10億円 |
13 |
破綻理由 |
同社は女性の若年層向けの靴やファッション・雑貨の小売店展開会社。東京から関西までファッションビルを中心に店舗展開、一時は20店舗以上運営していた。しかし、減税や大幅金融緩和で企業景気が最高だったアベノミクスにもかかわらず、消費者には消費税増税を繰り返し、消費不況が続き、さらに今般の新コロナ事態では、同社店舗も休業を余儀なくなされ、同社は業績不振から10店舗近くを閉鎖、再起を図っていた。しかし、今春の中国上海市のロックダウンにより商品入荷もままらなく、販売機会を失し、さらに円安で仕入価格も上昇、採算性も悪化させ、今回の事態に至った。
国債残も大幅増加したアベノミクスはいったい何だったのかということになる。 |