アイコン (有)モルダックス/破産手続き開始決定 <神奈川> 新型コロナ関連倒産


(有)モルダックス(所在地:神奈川県厚木市上依知*** )は8月8日付、横浜地裁小田原支部において破産手続きの開始決定を受けました。

 

官報より参照。

 

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破産管財人には、大森淳弁護士が選任されているとのこと。

破産債権の届出期間は令和4年9月16日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和4年11月16日午後2時。

事件番号は令和4年(フ)第466号となっています。

 


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倒産要約版 JC-NET版

1

破綻企業名

(有)モルダックス

2

本社地

神奈川県厚木市上依知1263-2

3

代表

若林善清

4

設立

1989年6月. 

5

資本金

1500万円

6

業種

自動車向けプラスチック製品の製造会社

7

売上高

以前のピーク期、約4億円

2021年5月期、約1.5億円

8

破綻

2022年8月8日.

破産手続きの開始決定

9

破産管財人

大森淳弁護士(大森法律事務所)

電話:0465-21-1076

10

裁判所

横浜地裁小田原支部

11

負債額

約2億円

12

事件番号

令和4年()第466号

13

債権届出期間

2022年9月16日まで

14

説明報告会

2022年11月16日(水)午後2時/詳細は破産管財人まで

15

破綻理由

同社は自動車用のハーネス部品、ファスナー部品、コネクター部品用などのプラスチック部品を製造していた。リーマンショック以降、自動車メーカーや自動車部品メーカーが海外へ移転し、同社の売上高は減少し続け、度重なる値下げ要請に同社の採算性は悪化してきていた。今般の新コロナ事態では、半導体不足などから自動車生産が落ち込み、同社の受注はさらに落ち込み、その上、昨今の樹脂原料の高騰に、採算性をさらに悪化させ、資金繰りにも窮するようになり、今回の事態に至った。

 

日本のメーカーは生産性向上に努力せず、また協力会社に生産性向上の技術支援もせず、単価の値下げ要請ばかりしている。中国では人件費高騰時、各企業がロボットを大量導入して生産性向上と品質の安定を図ってきたが、日本企業はアベノミクス下空前の利益が出ても従業員には還元せず、新技術開発や付加価値の高い新製品の開発も怠り、生産性向上の投資もせず、株主様還元の愚かなサラリーマン経営者ばかりになってしまっている。

経団連を筆頭に目先経営に終始し、ここ何十年も日本の労働者の賃金を東南アジアの労働者の賃金と戦わせ続け、日本の体力を消耗させ続けている。

それでいて大企業のメーカーは不正ばかり、過去の遺産の日本の信用さえ失しさせている。

政府を操る経団連を即刻解体することが望まれようか、また売国奴たちを政界から一掃することこそが喫緊の課題ともなっている。憂国。

 


 

 

[ 2022年8月24日 ]

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