(有)カネマツ(鹿児島)/自己破産へ 老舗の鰹節製造会社
鹿児島に拠点を置く、(有)カネマツが自己破産の準備に入ったことが判明した。
以下要約。
倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(有)カネマツ |
2 |
本社地 |
鹿児島県枕崎市恵比須町23 |
3 |
代表 |
松野下泰 |
4 |
創業 |
1946年 |
5 |
設立 |
1997年3月. |
6 |
資本金 |
2500万円 |
7 |
業種 |
鰹節製造業 |
8 |
売上高 |
2020年2月期、約6.5億円 |
2021年2月期、約6億円 |
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9 |
破綻 |
2022年8月10日. |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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委託弁護士 |
坂元直人弁護士(坂元・黒沢法律事務所) |
電話:099-219-1212 |
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11 |
裁判所 |
未定 |
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負債額 |
調査中 |
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破綻理由 |
同社は鰹節の老舗の製造業者、この間、売上高はそれほどの落ち込みはなかったが、材料のカツオの価格が高騰、新コロナ事態に集客不足から高級料理店などの使用が大幅減少、鰹節も販売競争激化、原材料費の高騰に価格転嫁もできず、同社は赤字が続き、今回の事態に至った。 今般のBA.5型感染爆発、大量感染死に対して、岸田首相が一歩も動かないことから、企業は自己防衛の観点から従業員に対して、プライベート時間での料飲食を控えるように要請しており、時短などの補助金のない飲食店業界は、集客不足ですでに打撃を受けている。 枕崎の鰹節業界は、組合を通して販売するようにしなければ、利益しか考えられない食品商社や流通業者によりたたかれ潰される。差別化して最終的に数軒残ったところで地域ブランド価値もなくなり、30年50年先にはすべて淘汰される。急激な時代の変化そんなもんだ。 |