アイコン 100年企業の(株)村幸(東京)/破産開始決定 厨房機器の企画設計施工


業務用厨房設備設計・施工の(株)村幸(所在地:東京都台東区寿1***)は8月26日、東京地裁において破産手続き開始決定を受けた。

負債総額は約8億円。

 

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資本金は6000万円、従業員が57名。

同社は明治40年3月創業、昭和23年4月に法人化へ、業績が低迷する中、新型コロナの影響もあってさらに悪化し、先行きも見通せず、事業を断念、今回倒産の事態となった。

破産管財人には窪田英一郎弁護士(電話番号:03-6452-9280)が選任されている。

 


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倒産要約版 JC-NET版

1

破綻企業名

(株)村幸

2

本社地

東京都台東区寿1-5-9

3

代表

村田裕太

4

創業

1907年

5

設立

1948年4月.

6

資本金

6000万円

7

従業員

57人

6

業種

厨房設備の設計施工

7

売上高

以前のピーク期、約28億円

2022年1月期、約8億円/▲1.7億円の赤字

8

破綻

2022年8月26日.

自己破産申請/同日、破産手続きの開始決定

9

破産管財人

窪田英一郎弁護士(窪田法律事務所)

電話:03-6452-9280

10

裁判所

東京地方裁判所

11

負債額

約8億円

12

債権者数

230人

13

破綻理由

同社は明治40年創業のレストランや居酒屋チェーン店などから受注しての厨房設備の企画設計設置工事会社。ほか学校や病院、ホテルなどの厨房設備も受注していた。しかし、消費不況や少子化が進み、同社の受注は減少し続ける中、今般の新コロナ事態で、主力とする飲食店業界が大打撃を受け、連れて同社の受注は大幅減少、2022年1月期まで3期連続で大きな赤字を露呈、債務超過に至り、所有不動産の売却などにより立て直しを図っていたものの、新コロナ事態が続き、受注の回復は当面見込めず、今回の事態に至った。

 

大金融緩和+非正規雇用拡大により空前の企業利益が出ていたアベノミクス下で、政府と財界が企業に対して給与を上げさせなかったことが、経済の循環を悪化させ続けてきた原因。企業には法人税減税、一方で国民には消費増税という国家政策。バブル以降、これまでのとんでもない国の代表者たちが日本衰退を演出し続けている。どんなに逆立ちしても憂国、救いようがない。企業k景気が悪化して給与を上げられますか?、隣国の文在寅前政権ではあるまいし。

 

[ 2022年8月29日 ]
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