こんにゃく製造の(有)工藤商店(埼玉)/自己破産へ
埼玉に拠点を置く、(有)工藤商店が自己破産の準備に入ったことが判明した。
負債総額は約2.5億円。
以下要約。
倒産要約版 JC-NET版 |
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破綻企業名 |
(有)工藤商店 |
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本社地 |
埼玉県川越市萱沼2545 |
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本店登記地 |
埼玉県志木市上宗岡4-8-17 |
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代表 |
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5 |
創業 |
1970年 |
6 |
設立 |
1976年5月. |
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資本金 |
300万円 |
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業種 |
こんにゃく製造 |
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従業員数 |
約20人 |
10 |
売上高 |
以前のピーク期、約5億円 |
2015年4月期、約4億円 |
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破綻 |
2022年8月31日. |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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委託弁護士 |
新井賢治弁護士(新井賢治法律事務所) |
電話:049-227-7650 |
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負債額 |
約2.5億円 |
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破綻理由 |
同社はこんにゃく製造会社。ほかにところてん、しらたき、餡蜜、くずきりなど製造していた。こんにゃく芋の産地群馬県にも工場を有し、食品スーパーなどへ卸していた。しかし、アベノミクス下、消費税増税などから消費不況が続き、1億総活、非正規雇用拡大、収入減を補うため専業主婦が少なくなり、家庭料理は時間をかけず、惣菜品や簡単なものにシフト、販売不振から競争激化、同社は原材料のコスト上昇を価格転嫁もできず、売上高の減少、採算性の悪化に陥っていた。そうしたことから赤字が続き、資金繰りにも窮するようになり、今回の事態に至った。 誰かさんは情けない美しい日本の演出者であった。 |