(株)H&Cエンジニアリング/自己破産へ <神奈川> 新型コロナ関連倒産
機械設備設計・製造の(株)H&Cエンジニアリング(所在地:神奈川県大和市中央2***)は8月30日、破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。
負債総額は約3億円。
資本金は500万円。
同社は平成16年に創業、平成24年4月に法人化へ、新型コロナ及び物価高などにより業績が低迷する中、先行きが見通せず事業を断念、今回倒産の事態となった。
担当弁護士には福地健太郎弁護士(電話番号:045-227-1066)ほかが任命されている。
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破綻企業名 |
(株)H&Cエンジニアリング |
2 |
本社地 |
神奈川県大和市中央2-5-4 |
3 |
代表 |
前田斗志騎 |
4 |
創業 |
2004年 |
5 |
設立 |
2012年4月. |
6 |
資本金 |
500万円 |
7 |
業種 |
生産システムの設計・製作・設置工事 |
8 |
売上高 |
2022年1月期、約2.8億円 |
赤字、約1億円。 |
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9 |
破綻 |
2022年8月30日. |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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委託弁護士 |
福地健太郎弁護士(ふくち法律事務所)ほか |
電話:045-227-1066 |
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11 |
裁判所 |
未定 |
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負債額 |
約3.5億円 |
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破綻理由 |
同社は自動車部品メーカーや電子部品メーカーなどの生産システム構築会社。企画設計から機械加工・設置工事まで一貫して受注していた。しかし、企業の設備投資は海外中心で国内は減少の一途、今般の新コロナ事態ではさらに市場が減少して競争激化、同社は受注不振、原材料費の高騰などにより、大きな赤字を露呈させていた。また、受注不振に同社は新規にコロナウイルス対策のマスク製造へ展開していたが、安価な海外産が再度流入し苦しい展開を強いられていた。
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