アイコン (株)マルエイ坂本/破産手続き開始決定 <千葉> 水産物加工 新型コロナ関連倒産


水産物加工業の(株)マルエイ坂本(所在地:千葉県銚子市明神町1***)は9月9日、千葉地裁において破産手続き開始決定を受けた。

負債総額は約6億円。

 

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同社は昭和30年創業、平成10年6月に法人化へ、業績が低迷する中、新型コロナの影響もあってさらに悪化、先行きが見通せず事業を断念、今回の措置となった。

破産管財人には「すいれん法律事務所」の日名子暁弁護士(電話番号:043-307-5670)が選任されている。


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倒産要約版 JC-NET版

1

破綻企業名

(株)マルエイ坂本

2

本社地

千葉県銚子市明神町1-129

3

代表

 

4

創業

1955年

5

設立

1998年6月.

6

資本金

1000万円

7

業種

水産加工

8

売上高

2015年2月期、約12億円

2022年2月期、約4億円

9

破綻

2022年9月9日.

破産手続きの開始決定

10

破産管財人

日名子暁弁護士(すいれん法律事務所)

電話:043-307-5670

11

裁判所

千葉地方裁判所

12

負債額

約6億円

13

破綻理由

同社は国産や海外産のサバを塩サバや切り身加工して全国のスーパーなどへ出荷していた。しかし、消費税増税、非正規雇用の拡大に伴い収入減を補うため専業主婦が働きに出、政府主導の1億総活達成、働きに出た主婦たちは手間暇かかる魚料理を敬遠、魚離れが進み、飲食店も新コロナ事態で需要が激減、同社の売上高はその間、大きく減少し続け、経営不振に陥り、今回の事態に至った。

 

日銀黒田総裁は今になって、賃金の上昇を伴わない物価上昇は悪いインフレだとぬかしている。企業が空前の利益を上げていたアベノミクス時、一言もそうした発言をしなかった。片割れがいなくなり、言いたい放題のようだ。スタフグレーションにした現実、自ら尻を拭いて去るべきだ。

 

[ 2022年9月20日 ]

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