アイコン スマートスキャン(株)(東京)/民事再生申請 「スマート脳ドック」 倒産要約版


東京に拠点をおく、スマートスキャン(株)が民事再生申請したことが判明した。

負債総額は約15億円。

以下要約。

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倒産要約版 JC-NET版

1

破綻企業名

スマートスキャン(株)

2

本社地

東京都中央区日本橋人形町2-14-6

3

代表

濱野智章

5

設立

2017年2月.

6

資本金

1億円

7

業種

「スマート脳ドック」のベンチャー企業

8

破綻

2023年4月28日.

 民事再生法の適用申請/監督命令

9

申請代理人

鈴木学弁護士(西村あさひ法律事務所)

 電話:03-6250-6200

10

監督員

鐘ヶ江洋祐弁護士(長島・大野・常松法律事務所)

 電話:03-6889-7197

11

裁判所

東京地方裁判所

12

負債額

約15億円

13

破綻事由

同社は医療診断システム「スマート脳ドック」のサービス事業および画像検査拠点「メディカルチェックスタジオ」を運営。脳CTほか、肺CT・心血管ドック、CT体脂肪検査、新コロナウイルス抗体検査等の検診サービス等も手がけていた。

「スマート脳ドック」は2018年1月から5年間で10万以上が提携クリニックを介して受診している。売上高が伸びようとしていたころに今般の新コロナ事態、受診者が新コロナを恐れて減少し、同社の売上高も減少していた。そうしたことから、開発負担が続き資金繰りを悪化させ、このたび、再生を図るため民事再生の申請となった。

なお、同社は()ユカリア(東京都千代田区/病院経営と病院支援事業)とスポンサー基本契約を締結し、極度額の貸付契約を締結している。

追、10万人が受診するほどの武器を持ち、次の戦略に向け開発負担は当然旺盛、日本のベンチャーキャピタルは紐付きでなければなかなか資金を出さないのが特徴、出しても単独で出資するVCは限られている。石橋さんは橋を渡って世界で羽ばたいているが、日本のVCは皆と一緒でなければ決して一人では橋を渡ろうとしない。VCは官庁のご推薦があれば、最初だけ付き合ってくれるが尻切れトンボ、これではスタートアップ企業もベンチャー企業も事業継続できない。米国では期待できる新興企業にはVCも投資ファンドも競って長期に渡り面倒を見る。土壌が異なりすぎる。

[ 2023年4月29日 ]
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