倒産要約版　ＪＣ-ＮＥＴ版

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破綻企業名

D２C（株）

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本社地

東京都世田谷区上用賀３－１－１７

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代表

伊藤友昭

4

創業

２０１６年　

5

設立

２０１７年１０月.

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資本金

２０００万円

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業種

低層階集合住宅の建築工事会社。

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売上高

２０２１年９月期、約１３億円

２０２２年９月期、約７億円

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破綻

２０２３年４月２７日.

　事業停止／自己破産申請の準備中

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委託弁護士

國吉克典弁護士（國吉法律事務所)ほか

　電話：０３－３５７１－３７６３

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裁判所

未定

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負債額

約５億円

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破綻事由

同社はアパートやワンルームマンションなどRC建造物の建築工事会社。建築工事会社からの受注でスタートしたが、最近はデザイン性に優れた独自設計プランを提案し顧客からの受注を伸ばしていた。しかし、今般の新コロナ事態で受注環境が一変して受注が減少、さらに木材・資材が急騰して採算性も悪化し、同社は資金繰りにも窮するようになり、今回の事態に至った。

世界指標の木材価格とスチール価格

米シカゴ先物取引市場

Lumber (USD/1000 board feet)

スチール価格

対ﾄﾞﾙ円

ドル価

日本価格

CNY/T

日本価格

12月18日

112

331

37,072

3,836

429,632

19/12.（新ｺﾛﾅ前）

109

404

44,036

3,746

408,314

20/6.

107

435

46,545

3,733

399,431

20/12.

103

873

89,919

4,220

434,660

21/5/7.

109

1,686

183,774

5,552

605,168

21/6.

110

800

88,000

4,909

539,990

21/12.

113

1,157

130,741

4,548

513,924

22/3/4.

118

1,441

170,038

4,985

588,230

22/6.

134

617

82,678

4,501

603,134

22/10/20.

150

533

79,950

3,668

550,200

22/12.

134

373

49,982

4,001

536,134

23/3.

132

371

48,972

4,105

541,860

2023/4/28

136

351

47,736

3,643

495,448

・4/28相場と新ｺﾛﾅ前の相場比較

24.8%

-13.2%

8.4%

-2.7%

21.3%

・      北米産の木材価格はすでに沈静化し、新コロナ以前に戻っているが、日本の場合は為替安により、輸入仕入価格がまだまだ高くなっている。

・      スチール価格も高騰したがすでに沈静化している。しかし、日本価格はまだ２割高。

・      日本価格は船賃等物流経費含まず(日本の取引値ではない)。

・      超円安が大好きな日本国民、泣いている人もいるのだが、見猿・言わ猿・聞か猿を美徳とするおらぁが先生の村八分精神の国民性は３世代交代しない限り続き、人口は半限している。