アイコン Raging Bull(同)/破産手続開始決定 <東京>


Raging Bull(同)(所在地:東京都渋谷区松濤2-16-1、代表社員:スニール・ジー・サドワニ)は5月10日、東京地裁において破産手続き開始決定を受けた。

負債総額は精査中。

 

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同社は、2010年に設立された投資運用業者で、投資家から集めた資金を運用する事業を展開していた。同社は大手証券会社からIPO(新規株式公開)株式の特別枠を割り当てられたと主張し、株式の買い付けを目的に投資家を募っていましたが、実際には割り当てられた株式は存在せず、投資家からの預り金は他の投資家への支払いに流用されるなど、ポンジスキームであることが判明。

資金繰りが逼迫し、同社は2022年4月13日までに債務整理を弁護士に依頼し、自己破産の申請手続きを進めていたが、予納金を納付できず破産手続きが開始されずにいた。この状況下、特定の債権者に対して優先的な弁済が行われている可能性があり、資産が減少するリスクがあると判断した債権者の(株)オウケイウェイヴが、3月20日に東京地裁に破産手続きを申し立てて今回の措置となった。

破産管財人は村上寛弁護士(東京都千代田区丸の内2-2-1、弁護士法人大江橋法律事務所東京事務所、電話03-5224-5566)が選任されている。

破産債権届け出期間は令和5年6月14日まで。

 

 

[ 2023年5月17日 ]
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