アイコン 追報:堀正工業(株)/破産手続開始決定 <東京> NTN代理店 負債283億円


ベアリングのNTNの代理店の堀正工業(株)(所在地:東京都品川区西五反田1-23-9、登記簿上所在地:東京都港区西新橋1-10-7、代表:堀雅晴)は7月24日付、東京地裁において破産手続開始決定した。

負債総額は約283億円。

資本金は2000万円、従業員が45名。

 

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堀正工業(株)は、1933年に設立されたベアリング販売会社を承継するために、1948年に設立。その後、NTNの代理店指定を受け、主に半導体、自動車、建設機械、鉄道、風力発電、液晶関連などの大手メーカーに各種ベアリングや関連製品の販売を手がけていた。さらに、日本、中国、台湾、韓国などの他のメーカーの商品も提案し、技術サポートを強みにして国内外に展開。

しかし、近年では新規事業としてヘンプを用いたバイオプラスチックの開発など多角化を進めており、2022年9月期には売上高約68億600万円を計上。

ところが、今年5月に不適切な会計処理を行っている疑いが浮上し、調査した結果、多額の借入金を抱え債務超過状態であることが判明。新たな資金調達が困難であり、借入金の返済にも苦しんでいたため、債務整理を弁護士に依頼。その後、スポンサー支援を模索しながらも、銀行借り入れの使途解明に時間を要することから、事業を継続しながら清算型の民事再生を目指していたものの、今回の事態となった。

 

申請代理人は大野了一弁護士(電話番号:03-3502-6294)ほか。

破産管財人は竹村葉子弁護士(電話番号:03-3356-5251)が選任されている。

 

以下、SNSより

「売り上げを過大表示し粉飾決算は違法で信用を失う。生き残るため値上げを検討すべきだが、適切な調査とコミュニケーションが必要。」

「粉飾決算に対して厳罰を必要とし、複数の銀行への虚偽報告に対しては個別の罪を組み合わせるべき。」

「利益は嘘になることもあるが、正確な負債が300億に達することも考えられる。 金の流れが不透明であり、その行方を確認する必要がある。」

[ 2023年7月24日 ]
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