仕切り直しの大村市役所新庁舎プローザル(第2次審査)
(白紙になったボート第5駐車場の敷地に計画されていた城をイメージした大村市役所)
大村市役所新庁舎設計業務の公募型プロポーザルが仕切り直しで行われている。
2019年2月28日、大村市は、大村市新庁舎の基本設計業務を対象とする公募型プロポーザルの優先交渉権者に槇総合計画事務所(東京・渋谷)を選定していた。
現在の大村市役所は、昭和39年に建設され、建築後50年以上が経過し、老朽化した現庁舎を、当初は隣接する大村市ボート第5駐車場の敷地に建て替える計画だった。
スポンサーリンク
『代表構成員』・株式会社槇総合計画事務所
『構成員』・有限会社第一設計建築事務所(地元代表)
『建設予算総額』150億円だった。
ところが、当初計画した建設地をボート第5駐車場から市民プール(森園ファミリースポーツ広場を含む)へ変更している。
上のお城をイメージしたようなパースはボート第5駐車場に建てる計画だった槇総合計画事務所の案であり、設計費の1億7000万円もすでに精算している。
その分、今回の森園ファミリースポーツ広場での計画案は建設費を45億円ほど節約し、約105億円となっていることから、全体として大村市は損はしていないことになっている。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次
[ 2023年7月28日 ]
スポンサーリンク