アイコン 「びっぐあーす」(上五島町)には「びっくりあーす」である。


谷川

谷川弥一が支配する新上五島町(石田信明町長)が、長崎-上五島航路を運航する2社のうち五島産業汽船にのみ補助金を支出したのは違法だとして、競合する九州商船などが同町に補助金の返還や約1億850万円の賠償を求めた訴訟で、長崎地裁(古川大吾裁判長)は、九州商船側の請求を棄却する判決を言い渡している。

石田信明町長

 そもそも、破綻した五島産業汽船(野口順治)が所有していた「びっぐあーす」を上五島町が所有することに「びっくりあーす」したくらい問題があった。

 

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びっぐあーす

五島産業汽船は船の検査費さえ支払えず、上五島町が検査費約1億7千万円を負担しているのだ。
九州商船側は検査費の支出が実質的な補助金に当たり、「競合関係にある2社のうち1社にのみ補助金を交付するのは不平等で公益性を欠く」と訴えていた。

九州商船側の訴えは当然すぎるくらい当然な話である。

上五島町側は支出は補助金に当たらず公益性があると反論しているが、チャンチャラ可笑しい。
どこに公益性があるというのだ。

上五島町(石田信明町長)は「町民の生活や経済活動にとって必要不可欠な就航であり、民間企業の単なる一事業の停止にとどまらない町にとっての死活問題だった」と主張しているが、五島産業汽船の鯛の浦~長崎がなくても有川~長崎を九州商船の高速船が就航しており、島民の死活問題とはならない。

上五島町が1億7000万円も負担してまでして、谷川弥一の親族企業に運行させる正当性はない。
明らかに政治家が介入した石田町長の権限の行使を逸脱した職権濫用である。

2018年10月に五島産業汽船の同名旧会社が破綻し、現在の五島産業汽船は、国会議員の般若心経議員・谷川弥一の亡くなった長女の婿である田丸某(谷川建設社員)が代表を務めている谷川弥一の親族企業なのである。

 

 

筆者も新上五島町民の一人として税金を負担している以上、この問題を黙過することはできない。

島民ファーストの会・代表・中山洋次

[ 2023年7月27日 ]
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