白井松器械(株)(大阪)/民事再生申請 業暦150年 倒産要約版
白井松器械(株)(所在地:大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1-19-16、代表:弘野俊彦)は9月19日、大阪地裁において民事再生法の適用を申請した。
負債総額は約87億円。
以下要約。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
白井松器械(株) |
2 |
本社地 |
大阪市中央区森ノ宮中央1-19-16 |
3 |
代表 |
弘野俊彦 |
4 |
創業 |
1872年 |
5 |
設立 |
1924年12月. |
6 |
資本金 |
3000万円 |
7 |
業種 |
医療機器、理化学機器、試験機器・資材販売業 |
8 |
売上高 |
以前のピーク期、約47億円 |
9 |
破綻 |
2023年9月19日.. |
民事再生法の適用申請 |
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申請代理人 |
鈴木規央弁護士(アクトアドヴァイザーズ法律事務所)ほか |
電話:080-5881-3872 |
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監督員 |
加藤清和弁護士(梅田総合法律事務所) |
電話:06-6348-5566 |
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12 |
裁判所 |
大阪地方裁判所 |
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債権者説明会 |
開催日時:9月25日(月)午前10時 開催場所:「毎日新聞オーバルホール」(梅田・毎日新聞ビル地下1階/電話:06-6346-8351) |
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負債額 |
約87億円(うち金融債務は約28億円) |
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破綻事由 |
同社は150年の業暦を誇る医療、理化学機器の製造・販売会社。医療機関、医療研究機関、企業の医療開発機関、大学等の理化学研究機関へ販売していた。 小泉政権時代から続く、病院など厚労分野での公的医療機関への予算減、全国の公的病院の閉鎖が続き、文科省分野の大学の理化学研究機関も予算縮小が続いた。一方でヒモ付き大学は増加し、研究配賦予算はさらに減り続けた。 そうしたことから同社の売上高は減少が続いていた。今般の新コロナ事態で新コロナ以外、外来患者の大幅減が長期にわたり続き、同社は売り上げ不振に陥っていた。同社は借入金も大きく抜本的に経営再建を図るため、今回の民事再生の申請となった。 なお、同社は今後、スポンサーを募集して再生を図る予定。 |