同社は、1976年に設立された美容院経営業者で、愛知県と岐阜県に14店舗を展開、「NY NY」や「ART DECO」などの店名で知られ、ヘアカット、パーマ、カラーリングなどの美容サービスを提供していた。一部の店舗ではヘッドスパやウォーターエステも行っており、2019年7月期には年間収益約5億8000万円を達成していた。

しかし、新型コロナウイルスの影響により、利用客数が減少し、2022年7月期の年間収益は約4億4000万円まで減少。さらに、2017年には親会社であるアミックテレコム株式会社によって買収され、完全出資の子会社となっていた。

しかし、アミックテレコム株式会社を含む関連会社が2022年8月21日に名古屋地裁から破産手続きの開始決定を受けたことで、株式会社フィフティセブンも同様の破産手続きが行われることとなった。

破産管財人は「名城法律事務所」の朴憲洙弁護士（電話番号：052-961-3071）が選任されている。