アイコン MPPKOMATSU(株)/民事再生申請 <静岡> 負債55億


金属切削加工業のMPPKOMATSU(株)(所在地:静岡県浜松市西区桜台1-13-1、代表:小松保晴氏ほか)は10月27日、静岡地裁浜松支部において民事再生法の適用を申請した。

負債総額は約55億円。

資本金は9950万円。

同社は、1953年に創業し、その後1961年に法人組織に。当初は金属切削加工に従事し、後に素材受け入れから冷間鍛造、切削加工、熱処理、メッキ加工までの一貫体制を整えていた。特に自動車のエンジン・ブレーキ系やセンサー系の部品を専門に製造し、エンジンセンサー関連およびコントロールブレーキ関連部品を主力としていた。

 

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この会社は高精度の加工を誇り、0.001㎜の精度までのハードターニング切削による加工が可能で、顧客の納期、品質、価格要件に対応していました。2021年12月期の年売上高は約35億6000万円となっていた。

しかし、設備投資の拡大に伴い借入残高が増加し、外部要因も影響し、売上高は不安定となり、営業損益が悪化し、各段階損益で欠損が続いたため、今回の措置が取られた。

11月1日には静岡県男女共同参画センター「あざれあ」大ホールで債権者説明会が開催予定。

 

 申請代理人は南栄一弁護士(電話番号:03-3263-1511)ほかが、監督委員には、塩沢忠和弁護士(電話番号:053-454-5535)が選任されている。

[ 2023年10月30日 ]
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