同社は養鶏業者向け飼料販売会社。配合飼料を販売していた。しかし、養鶏業者が高齢化から減少する一方で養鶏場の大型化が進み、養鶏業者が差別化を図るため、飼料材料を自己調達して独自調合した飼料を製造するようになり、同社の売上高は減少、赤字が続く中、今般の新コロナ事態下、ロシアのウクライナ侵攻に伴う露制裁により飼料および飼料材料の小麦やトーモロコシなどの価格も高騰、同社は価格転嫁もできず、経営不振が続いていた。

この破産手続きに関しては、選任された金浦東祐弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。

同破産管財人によって行われる破産手続きに関して、債権者に対する届出期間が設定されています。この期間は、令和5年10月26日まで。

また、財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和5年12月26日午前10時50分となっています。

当該事件は、令和5年（2023年）に発生したもので、番号は（フ）第144号となっています。

既報記事
(株)伸和(広島)／自己破産へ　飼料販売　倒産要約版