同社は豆腐や油揚げを製造し県内のスーパーなどに卸していた。また、キッチンカーを持ち、豆乳プリンなどの製造やイベント販売も行っていた。しかし、今般の新コロナ事態で、スーパー等量販店向けの販売もイベント販売も不振に陥り、一方、原料の大豆価格の高騰を受け、採算性も悪化し、同社は資金繰りにも窮するようになり、今回の事態に至った。

この破産手続きに関しては、選任された中西祥之弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。

同破産管財人によって行われる破産手続きに関して、債権者に対する届出期間が設定されています。この期間は、令和5年11月27日まで。

また、財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和6年3月8日午後1時30分となっています。

当該事件は、令和5年（2023年）に発生したもので、番号は（フ）第44号となっています。

既報記事

（有）尾﨑食品（長崎）／事業停止・弁護士一任　ゴチソイ豆腐　倒産要約版