(株)タケト(鹿児島)/破産開始決定 カンパチ養殖 倒産要約版
鹿児島に拠点を置く、(株)タケトが破産開始決定を受けた。
負債総額は約3.7億円。
以下要約。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(有)タケト |
2 |
本社地 |
鹿児島県垂水市海潟827-2 |
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代表 |
中馬武人 |
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設立 |
1998年4月. |
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資本金 |
300万円 |
6 |
業種 |
カンパチ養殖業 |
7 |
売上高 |
以前のピーク期、約3億円 |
2022年2月期、約2.4億円 |
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2023年2月期、約2.7億円 |
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8 |
破綻 |
2023年12月8日. |
破産手続きの開始決定 |
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9 |
破産管財人 |
溝川慎二弁護士(溝川総合法律事務所) |
電話:099-230-7580 |
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裁判所 |
鹿児島地裁鹿屋支部 |
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事件番号 |
令和5年(フ)第139号 |
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説明報告集会 |
2024年3月6日(木)午前10時30分/詳細は破産管財人まで |
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負債額 |
約3.7億円 |
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破綻事由 |
同社はカンパチ養殖業者。販売先は市場や飲食店へ出荷していた。しかし、餌が高騰し採算性を悪化させる中、今般の新コロナ事態で飲食店向けが大幅に減少し業績不振から財務内容を悪化させていた。その後、売上高は復調傾向にあったものの、昨年夏場、原因不明の病気で養殖中のカンパチが全滅、同社は事業継続を断念して今回の事態に至った。 鹿児島錦江湾・垂水市は日本一の養殖カンパチ生産地として知られる。 1ヶ所に集中した養殖では、こうした病気リスクがあり、多くの魚種で全滅させてきた養殖の歴史がある。地球温暖化に伴う海水温の上昇は養殖にも大きな影響を与えている。 |