アイコン サムスン 2024年第一四半期決算 業績回復中も暗雲 HBM市場投入に遅れ


韓国のサムスン電子が30日発表した1~3月期の連結決算によると、
1~3月期の業績確報によると、

は前年同期比12.8%増の71兆9156億ウォン、
本業の儲けを示す営業利益は6兆6060億ウォン(約7500億円)で前年同期の約10.3倍、
純利益は329.0%増の6兆7547億ウォンだった。
主力の半導体メモリーの市況が回復した。

2024年4月16日、市場調査会社のトレンドフォースによると、
SKハイニックスは今年、HBM市場シェア52.5%を占める見通し。 前年より5.0ポイント(p)上昇した数値。

一方、サムスン電子は同期間、▲5.1%p下落したシェア42.4%を記録するものと予測された。
米マイクロンは前年と同様の5.1%のシェアを確保する見通し。
SKハイニックスは、人工知能(AI)半導体の中核部品であるHBM3(第4世代)をエヌビディアに事実上独占供給し、市場支配力を強化している。
エヌビディアのGPUを受託製造するTSMCとSKは最近セットで提携している。

 

スポンサーリンク

サムスンもエヌビディアのGPUを受託製造していたが問題が発生し、現在は、新製品はTSMCに発注している。
サムスンとエヌビディアは最近双方がコンタクトをとっており、サムスンも今後新製品を受託生産する可能性が高い、同社の場合、自社でHBMも生産していることから、1ストップでセットした商品を提供できる利点がある。
エヌビィディアにしても委託生産先が1社では問題が発生した場合、事業そのものに問題を生じることから、事業が拡大すれば2社もしくは数社に発注するものと見られる。

米国市場は労働市場を就業者が増加し続け、過去最高水準にあり、報酬も増加が続き、物価高=インフレを助長している。インフレ圧力となる購買力の増強は現在5.5%という高金利を下げるにも下げられなくなっている。米国は戦争特需の好景気、戦争でも終わらない限り、こうした状況は続く。

欧州は、物価高とエネルギー価格の上昇でインフレ退治の高金利政策、安価なロシア産がなくなりエネルギー価格が家計を苦しめており、物価は低迷。すでに金利は下落の動きと成っている。
欧米の景気が良くなければ中国経済も韓国経済も不振となる。



 

[ 2024年4月30日 ]

スポンサーリンク
  

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧