アイコン 長野木糠事業協同組合/自己破産へ <長野>


ブナシメジ培養基製造の長野木糠事業協同組合(所在地:長野県飯山市寿山崎***)と、関連の(株)ホクサン(同所在地、同代表)は5月27日、事業を停止して、破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。

負債総額は2社合計で約3億円。

長野木糠事業協同組合は1985年に設立されたブナシメジの培養基メーカー。当初は組合員向けにブナシメジの培地であるオガクズの共同仕入れを行っていた。2006年に関連会社のホクサンを設立し、ブナシメジ栽培のための培養基の瓶詰めや殺菌などを行うように。

 

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しかし、東日本大震災以降、ブナシメジの流通量が減少し、新型コロナウイルスの影響で業務用の受注が落ち込んだ。ホクサンの販路をスーパーマーケット向けにシフトしたが、販売単価が低迷し、資材価格や電気料金の高騰で収益が悪化。資金繰りが厳しくなり、事業の継続を断念、関連とともに今回の措置となった。

 

担当弁護士には、「弁護士法人関西法律特許事務所」の岡田良洋弁護士(電話番号:06-6231-3210)ほかが任命されている。

 

[ 2024年5月30日 ]
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