アイコン 2020年からの日向灘近隣の地震 南海トラフ巨大地震は来るのか


日本の場合、地震はいつどこで発生するかわからない。
震度1以上の地震は全国で頻発しており、大きな地震も神戸大地震・東日本大震災・熊本大地震・能登半島大震など数多く発生してきている。

昔から、日本海溝や南海トラフを震源地とする大地震は津波を引き起こし大惨事に至っている。ただ、日本の行政はこれまで開発最優先、海は埋め立て、市街地近郊の丘陵地は土質岩質も無視して開発一辺倒、そのツケが地震や集中豪雨で極端な大被害を出し、今度は公共事業で修復している。

今年1月1日の能登半島地震は群発地震が2019年3月から発生、21・22年をピークに発生件数は減少傾向にあったものの、規模の大きな地震の発生が2023年5月(5日、震度6強、M6.5)に発生していたにもかかわらず、国から報酬を貰う先生たちは危険度を高めるわけでもなく、発生原因を地下水説でお茶を濁し、それまで以上の危険性の高まりの可能性を地元住民に説いてこなかった。マスコミが大騒ぎした地下水説は1月1日の巨大地震とその後の余震で崩壊した。結果、能登半島北部や沖から佐渡へ連なる未知の断層含む断層帯で生じた地震であった。

今回は、南海トラフ(海溝)から数百キロ離れた日南海岸沖でM7.1の地震が発生、どう見ても通常の断層型海底地震と見えるが、先生方はプレート間の陸側の境界断層とフィリピン海層間の歪修正型地震として、緊急記者会見まで開催した。
南海トラフ地震であることを表明し、注意を呼びかけた(深度は30キロ)。
当然、発生すれば当たった。発生しなくてもよかったよかったということになる。

 

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能登半島大地震では考えられないことで、先生たちは能登半島地震後の1月15日には仙台沖地震の発生確率が高まったと緊急発表していた。

能登半島には原発があることからか政府の御用機関の地震本部の先生たちは忖度して、仙台のような緊急危険情報を流しもせず、マップの発生確率も低位に据え置いたままにしていた。

今回の緊急発表には違和感を持つが、ただ、南海トラフ巨大地震がいつ発生するか誰にもわからず、特に昔の南海トラフ地震では多くが津波でも被災しており注意を要する。特に、太平洋岸は高度成長期に大幅に埋め立てられ、0に近い低高度地帯が各地にあり、事前の避難訓練での避難経路の確認など前提案件となっている。

周期説では、(下記表参照)
南海トラフ地震は関係地震を除外すれば、1000年以降6回発生し、その間隔の平均は116年となっている。最近では安政地震から90年後に昭和東南海地震が発生している。

説明。
南海トラフは、東は富士山を基点に駿河湾から西の九州南東沖までの海の溝をいう。トラフは深度6000メートル未満の海の溝(ここでは海盆)をいい、陸側のユーラシア大陸プレートに、海側からフィリピン海プレートが沈み込む場所に、船状に海盆が形成されている。これをトラフという。沖縄トラフや相模トラフ・最上トラフなどもある。
通常、陸側のプレートと海側のプレートの境界に、溝が形成され、船底状の底となっている。その(海底の)陸レートにし多数の断層が走っており、通常の断層型地震も多数発生している。そうした地震が両プレート間の歪を刺激し、プレート型地震を発生させる。また、プレート間の歪がバランスを失い破裂して巨大地震を発生させる(東日本大震災の地震)。
世界のプレートは、地球の自転の関係で移動しており、それも方向やスピードはバラバラ、太平洋プレートの場合、西へ年間5センチ移動(百万年で50キロ移動)している。

・南海トラフは東から駿河トラフと南海トラフと別々に呼称することもあり、駿河トラフを東海トラフと呼ぶこともある。駿河湾の最深部は2000メートルと急激に深くなっている。
・ 南海トラフ地震では東海で発生し、南海で連動して発生するケースがあり、より多くの被害を広範囲にもたらす原因となっている。


スクロール→

過去の南海トラフ関連の巨大地震

・南海トラフは南海・東南海・東海(駿河湾)に分けて表現する

・多くが津波を発生させており、被害が甚大かつ広範囲に及んでいる。

地震名

年月日

震源域

白鳳南海地震

684/11/29.

四沖~紀半~東海

8.2

仁和南海地震

887/8/26.

足摺岬沖~御前崎沖

8.2

永長東海地震

1096/12/17.

紀伊半島~駿河湾

8.08.5

康和南海地震

1099/2/22.

四国沖~紀伊半島

8.08.3

正平東海地震

1361/8/3.

四国沖~紀伊半島

8.28.5

正平南海地震

1361/8/5.

明応東海地震

1498/9/20.

高知県沖~駿河湾

8.08.5

慶長地震

1605/2/3.

被害:九州~千葉県

8.08.5

宝永地震

1707/10/28.

高知県沖~駿河湾

8.69.3

安政東海地震

1854/12.23.

紀伊半東~遠州灘

8.4

安政南海地震

1854/12/24.

昭和東南海震

1944/12/7.

遠州灘

7.9

昭和南海地震

1946/12/21.

高知県中部沖

8.0

  豊後水道北側には、関東から九州に伸びる断層の中央構造帯があり、熊本大地震は中央構造帯上の断層で生じている。

  豊後水道南側は南海トラフに近くなり、南海トラフに影響を与える。日向灘地震はすべて南海トラフに影響する。紀伊水道近隣の地震も同じことが言える。

 

南海トラフ近隣地震(日向灘近隣)

2020年からの日向灘と豊後水道等の地震 震度3以上

発生日

震源地

震度

地震規模M

20/3/11.

豊後水道

3

4.7

20/4/7.

日向灘

3

4.6

20/6/10.

土佐湾

4

4.2

20/6/12.

日向灘

3

4.2

21/2/23.

伊予灘

3

4.1

21/6/29.

日向灘

3

4.8

21/7/8.

伊予灘

3

4.3

21/7/17.

伊予灘

4

5.1

21/9/12.

豊後水道

3

4.1

22/1/11.

大分県南部

3

3.9

22/1/13.

大隅半島東方沖

3

4.7

22/1/22.

日向灘

5強

6.6

22/1/22.

日向灘

3

4.5

22/1/22.

日向灘

3

4.2

22/1/22.

日向灘

3

4.7

22/1/22.

日向灘

3

4.2

22/1/22.

日向灘

3

4.2

22/5/2.

日向灘

3

5.0

22/7/29.

大分県中部

3

2.1

22/12/18.

日向灘

4

5.4

23/5/12.

愛媛南予

3

4.2

23/5/19.

豊後水道

4

4.4

23/7/22.

日向灘

4

4.9

23/7/26.

日向灘

3

4.4

24/4/17.

豊後水道

6弱

6.6

24/4/17.

豊後水道

4

5.0

24/4/17.

豊後水道

3

4.3

24/4/23.

豊後水道

3

3.8

24/5/4.

豊後水道

3

4.0

24/5/6.

豊後水道

3

3.9

24/6/1.

豊後水道

4

4.5

24/6/17.

日向灘

3

4.6

24/6/17.

日向灘

3

4.3

24/6/21.

愛媛中予

3

3.9

24/6/30.

日向灘

3

4.1

24/7/30.

日向灘

4

5.2

24/8/8.

日向灘

6弱

7.1

 

 

 

202年からの日向灘と豊後水道の地震等 震度3以上

 

震源地

震度

地震規模M

22/1/22.

日向灘

5強

6.6

 

 

 

 

23/5/19.

豊後水道

4

4.4

23/7/22.

日向灘

4

4.9

23/7/26.

日向灘

3

4.4

24/4/17.

豊後水道

6弱

6.6

24/4/17.

豊後水道

4

5.0

24/4/17.

豊後水道

3

4.3

24/4/23.

豊後水道

3

3.8

24/5/4.

豊後水道

3

4.0

24/5/6.

豊後水道

3

3.9

24/6/1.

豊後水道

4

4.5

24/6/17.

日向灘

3

4.6

24/6/17.

日向灘

3

4.3

24/6/21.

愛媛中予

3

3.9

24/6/30.

日向灘

3

4.1

24/7/30.

日向灘

4

5.2

24/8/8.

日向灘

6弱

7.1

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[ 2024年8月 9日 ]

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