【山形倒産】三洋設備工業(株)が破産へ
管工事業の三洋設備工業(株)(所在地:山形県山形市下条町2***)は2月3日、同日までに事業を停止し、破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。
負債総額は約6000万円。
資本金は1000万円。
同社は、1966年に設立された管工事業者。かつては民間企業からの直接受注を得ていたが、近年は山形市発注の配水管や減圧施設の更新工事を主力としていた。2021年3月期には約6900万円の売上を計上していたが、人材の定着難による外注依存が収益を圧迫。
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債務超過が続くなかで受注が低迷し、2024年3月期の売上は約4300万円、当期純損失は約570万円と3期連続の赤字となっていた。
今期に入り、同業者間の競争が激化し、売上はさらに減少。採算の悪化が深刻化した結果、事業の継続を断念、今回の措置となった。
担当弁護士には、古城博道弁護士(電話番号:023-664-3587)が選任されている。
[ 2025年2月14日 ]
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