【鹿児島倒産】仕出し弁当の(有)おはらフーズが破産へ
仕出し弁当販売の(有)おはらフーズ(所在地:鹿児島市犬迫町***)は2月10日、事業を停止して、破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。
負債総額は約6.7億円。
同社は仕出し弁当販売業者で、1970年12月に創業し、1976年に法人化。個人や企業向けに仕出し弁当を提供し、直営店での小売販売も展開していた。最盛期の2007年4月期には年商約10億8000万円を記録し、市内に4店舗を運営していた。
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しかし、コンビニやドラッグストアとの競争激化に加え、新型コロナによるイベント自粛で受注が減少。さらに、原材料価格の高騰が収益を圧迫した。2024年8月には最後の直営店「食楽館FULLFULL」を閉店し、夜間業務の縮小など経費削減に努めたが、資金繰りの見通しが立たず、事業継続が困難となり、今回の措置となった。
担当弁護士には、福元紳一弁護士(電話番号:099-225-0100)ほかが選任されている。
[ 2025年2月14日 ]
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