中国景気お先真っ暗 消費者物価CPI▲0.4%下落 売れず価格下がり
中国の8月の消費者物価は下落し、生産者物価のデフレは少しだけ和らいだ。
国家統計局が10日に発表したデータによると、消費者物価指数(CPI)は前年比0.4%下落。市場予想は0.2%下落、7月は横ばいだった。前月比では横ばい。
8月の生産者物価指数(PPI)は前年比▲2.9%下落。マイナス幅は前月の▲3.6%から縮小した。
対米輸出はトランプ関税に阻まれており、対米迂回輸出地のベトナムなどへの輸出も減少している。ベトナムの場合、対米輸出は20%の相互関税、中国の迂回輸出分は40%に設定されており、現行、暫定ながら米国の対中関税は30%であり、直接輸出した方と関税安となっている。ただ、30%の40%の関税では米国民も購買できないのが実状、今年のクリスマスツリーは、価格の上昇を抑えるため大幅に小型化しているそうだ。
中国は輸出が増加しても過剰生産分の輸出となっており採算性は悪化、巡って内需の不振につながっている。結果、内需不振で物価も下がり、すでに悪循環に陥っている。
失業率も7月段階で5.2%と6月より0.2ポイント悪化、若年失業率は17.8%と高く、前月の14.5%から3.3ポイントも悪化している。
最近、鴻海が工場で採用、就職希望者の若者が殺到したそうだ。若い人たちは購買力が高く、就職先がなければ、衣料品店や外食産業はさらに先細りする。
小売販売高も前月比で6月7月とマイナスが続いている。前年比でも6月4.8%、7月3.7%と悪化している。
米国にしても8月、年1回の就労者数の見直しがあり、これまでの月々の増加数は大幅に減少している。失業保険の継続的な申請者数は増加し続けており、また、米国の末端労働を担う不法移民たちも50万人以上がすでに強制送還もしくは収容されている中で、失業保険の取得者増は、2月から開始したトランプ関税爆弾の投下がすでに自爆状態にあるのかもしれない。
2024年8月最終週の継続的失業保険申請件数は184万件、2025年8月の最終週は194万件で10万件も増加している。今年3月からそれまでの180万台が190万台に増えている。
景気が良いのは、有り余るお金は行き場もなく集中投下されている株価、仮想通貨、金投資だけではないだろうか。債券市場は現実に自爆する可能性もある。
トランプ合衆国はかろうじてFRBを除き、司法も含めトランプ一色に染め上がっており、独裁政権と化かし、機能不全に陥っている。経済のしっぺ返しの可能性もある。
トランプ氏は中国に対してレアアースをちゃんと輸出しなければ200%の関税をかけるぞと脅し、
習近平氏はフェンタニル制裁の20%の関税を撤廃するよう米国へ打診、切実なようだ。





