中国四川省で14歳少女集団暴行、軽い罰に大規模デモ発生
中国南西部の四川省長有市で14歳の少女が集団暴行を受けたが、加害者が軽い処罰を受けた事実が知らされ、大規模なデモが発生した。 中国で大規模なデモが発生したのは異例のこと。
中国ではデモは反政府行動だと位置づけており、集会だけでさえ、徹底的にマークされ、扇動者は全員摘発される。
2022年12月に中国の大学で発生した長期ゼロコロナ策に反対した白紙集会、参加者はほとんどが検挙された。
中国では政府が、言論の自由を唱える者こそ反政府主義者だと規定している。
8月5日、AFP通信とCNA台湾中央通信社などによると7月22日、四川省長有市のある廃ビルで、14歳の少女が同年代の青少年3人に暴行を受けた。
加害者たちは被害者の服を脱がせ、交互に頬を殴り、ひざまずくなど残酷に暴行し、悪口を言った。
被害者が自分の父親が、警察に通報すると言うと、加害者たちは「俺たちがあなたを怖がっていると思うか」、「10回以上(警察に)行ったが、20分も経たないうちに出てきた」と被害者をからかった。
暴行と暴言の場面が目撃者が撮影した映像を通じて拡散すると、市民たちが怒った。
長有市公安当局が8月4日、被害者は軽微な負傷を負ったとし、関与した加害者3人は(軽い刑の)矯正学校に送られたと明らかにし、火に油を注いだ。
多くの市民が軽い処罰に不満を抱き、公安=警察に対抗して集会デモを行った。
AFP通信によると、中国ではデモが社会秩序に脅威になると考えられ、迅速に鎮圧されるため、このような大規模なデモは非常に珍しいという。
一部のデモ隊は警察に強制連行され、市民たちは4日未明まで警察に向かって毛沢東語録の一説「人民のために服務せよ」と叫んだ。
逮捕されたデモ隊を檻の家畜運搬用トラックに閉じ込め、そうした映像も撮影され、国外に流出している。
以上、
中国ではこうした報道や現場写真を海外で報じる海外メディアや記者に対して、国外追放の厳しい措置の制裁を行っている。
3期目に入った習近平が14億人の上の絶対君主に上り詰めたのも、軍・共産党・政治権力を一極集中させた結果によるもの。
ただ、中国では昨年から波風が立っており、それは23年7月、選任した外相が小指問題で更迭されたことに始まった。2017年までに不正腐敗追放運動で江沢民一派を一掃し、軍の最高幹部たちを習派一色に。しかし、昨年、ミサイル部隊の最高司令官が更迭され、その後も軍最高幹部クラスの摘発や失脚が多数生じ、習の基盤がぐらついている。
8月には非公式の現政権と長老たちによる「北戴河会議」(渤海沿岸の避暑地)が例年あり、今年は最悪の場合、習の政治生命が縮まるのではと囁かれている。
中国の軍部もウクライナの政権と同じく、関係者は不正腐敗の中で長年生きてきており、体質に染み込んでいる。そうした人物たちが江派だろうと習派だろうと、幹部や最高幹部になった途端、不正の悪癖や染み込んだ体質が表面化してくる。血は争えない。中国では、権力欲は習近平だけのものではない。





