川崎重工業の分別

9月も早半ばになり、朝の涼しさに秋の気配を感じる今日この頃。大村市役所周辺では、提案書提出日まで残すところ半月となり、いよいよカウントダウンの音が鳴り始めている。

エントリーメーカー各社は、大村市と八千代エンジニアリングが組み立てた「安すぎる予定額」に頭を抱えている。まずはその予定額をクリアすることを目指しつつ、まだ見えてこない「定量化限度額」がどこに設定されるのかを模索。そして、他社がどの金額で突っ込んでくるのかを探りながら、応札額の設定に苦心しているようだ。これはJCNET特派員や関係筋から、ほぼ同じ内容の情報が寄せられている。
そんな中、川崎重工業の動きに“従来の冴え”が見えないという報告が入った。
本来の川重は、障害や圧力があろうとも自信をもって勝負をかける。圧倒的な購買力を背景に、価格では他社を寄せつけない。その購買力の餌食になってきたのが、例えば土建担当の◯◯あすなろ建設であり、他にも同様の企業がいると言われるほどだ。
しかし今回の大村案件においては様子が違う。提案書は「安い金額に合わせるために要求水準を満たさない」川重独自のプランで仕立てられているらしく、不満の声も漏れ聞こえる。まさに「クリーンセンターメーカー王」らしからぬ動きである。

さらに、裏金接待で知られる川崎重工業の“毒矢”も、当局にはまったく届いていない模様。その結果、営業面での自信が失われつつあると、東京や神戸の特派員からも報告が寄せられている。
社内では「行くか、行かないか」で意見が分かれている。
穏健派の重鎮は「無理して大村に行くより、直近の他案件に注力すべき」と主張する一方、かつて東北支社長から担当部長へ“格下げ”となってもなお戦う敏腕営業マン・◯井担当部長は「途中撤退などあり得ない」と強硬に訴えているとか、いないとか。いずれにせよ、最終調整に入っていることは間違いないだろう。
だが、本誌としてははっきり言わせていただく。
当局も市民も、この計画に関わる多くの人々も、川崎重工業を認めてはいない。むしろ嫌っていると言っても過言ではない。
ならば、この段階で無駄な経費をかけることなく、お辞めなさい。
最後にこの一曲を贈ろう。
「





