アイコン 「TikTok」米事業買収のほんまの中身 /モルモン教会銃襲撃炎上2人死亡


第2次米中貿易戦争で懸案になっている問題は山積しているが、先のスペイン通商交渉ではほとんどの眼下の問題を先送りし、懸案だった中国バイトダンスの「TikTok」の米事業分離について話し合われた。
その内容についてトランプ政権は「先に言ったもんが勝ち」とばかりに都合の良い話ばかり公表、その後、具体的内容が明らかになるなか、その政権の虚偽発表も明らかになってきている。
ただ、問題視するジャーナリストなどトランプ政権が怖くて誰もいない。

中国の字節跳動(バイトダンス)は、動画投稿アプリ「TikTok」の米国事業の過半を米投資家に売却した後も、同事業から生じる利益の約半分を得る見通しだ。事情に詳しい関係者が明らかにした。

 

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トランプ政権が主導して進める取引の一環として、バイトダンスは米事業体にアルゴリズムを提供することで生じる収入に対してライセンス料を受け取るほか、持分比率に応じた利益分配も得る見通しだという。
非公開情報であることを理由に関係者は匿名を条件に語ったとロイターが報じた。

バイデン前米政権では、国家安全保障上の懸念を理由に、「TikTok」が米国事業を売却しなければサービスを禁止する新法が成立した。
トランプ氏は2期目の政権発足後、その売却期限を繰り返し延長してきた。同氏はしばしば、「TikTok」での支持が2024年11月選挙での勝利につながったと語っている。
トランプ氏は、19日に中国の習近平国家主席と電話会談を行い、米国側は両首脳が「TikTok米国事業」の売却で合意に達したと発表した。

しかし、中国当局は合意を確認しておらず、取引の詳細もこれまで明らかにしていない。
バンス副大統領が25日、「TikTok米国事業」の評価額は約140億ドルとの見方を示したことで、同事業を巡る混乱に拍車がかかった。

この数字は、市場関係者が予想していた350億~400億ドルを大きく下回る水準となっており、疑問の声が上がっている。中国側が単純に承認する額でもない。

「米事業の利益分配に関する取り決め」
が、こうした評価額の差の背景にある可能性がある。
現行の提案では、「TikTok米国事業」はアルゴリズム利用による収入について、バイトダンスに多額のライセンス料を支払うことになっているという。
関係者によれば、バイトダンスはアルゴリズム由来(パテントソフト+名義+運営)の収入の約20%を得る可能性があり、収入が200億ドルなら最大40億ドルに上る。
さらにバイトダンスは持株比率(2割とされている)に応じて、配当総額の約20%を受け取る見通しとなっている。
残りの利益は、トランプ政権に近いオラクル、PE投資ファンドのシルバーレイク・マネジメント、アブダビ拠点のMGX(3社計で45%)などで構成される米政権主導のコンソーシアムと、既存投資家が分け合うことになる。

こうした利益配分の仕組こそが、多くのアナリストが算定する事業価値と、トランプ政権が提示する評価額との間に大きな乖離が生じている理由を示している。

アルファ・ビンワニ・キャピタルの創業者アシュウィン・ビンワニ氏は140億ドルという額について、「今世紀で最も過小評価されたテック企業買収となり得る」と指摘している。
この額は「TikTok」の実際の価値の3分の1程度しか反映していないとし、「主要な財務指標や同業他社との比較から見ても、この価格は現実とかけ離れている」と語っている。
バンス氏は、支払額は「最終的には」買い手が決めると説明。ただ、バイトダンスと買収コンソーシアムが合意にどこまで近づいているかはなお不透明。

在ワシントン中国大使館は「米国側は中国の投資家に対し、オープンで公平かつ差別のない環境を提供する必要がある」と、従来の声明を繰り返している。
以上、ロイター等参照

バイトダンスは、決着後は配当も含め「TikTok」の売上高の3割以上を取得する見込みで、先立つ
「TikTok米事業」の売却では350億~400億ドルの評価額に対して、オラクルらに45%、バイトダンスに2割+既存のバイトダンスの米投資家などの株主に35%が割り当てられる。
バイトダンス側には、最終評価額に対し、既存投資家が米事業株を維持する分を除いた分、およびバイトダンスが維持し続ける20%を除いた額が、オラクルらコンソーシアムからバイトダンス側に現金が支払いされる。
なお、バイトダンスは非公開企業であり株主は投資機関など限られている。

モルモン教会襲撃
米、トランプ氏を支援していたMAGAの若手教祖のようなカーク氏(33歳)の射殺事件、トランプ氏は、犯人は左派だと決めつけ、さっさとアンティファをテロ組織に認定した。
アンティファは組織ではなく呼称であり、大きな網をかぶせて民主党左派(ハリス、サンダースら)を壊滅させる準備段階に入った可能性すらある。

カーク氏の暗殺犯人のロビンソン(22歳)は政治にこれまでかかわりない人物とされ、ただ、遺留物の弾丸にLGBTやファシストのマークが入っていたという。本人含め家族はモルモン教会の信者だったようだ。
9月28日、アメリカ中西部ミシガン州にあるモルモン教の教会で礼拝の最中に銃乱射事件が発生し、2人が死亡し8人がけがをした。
デトロイト近郊グランドブラン郡にあるイエス・キリスト後期聖徒教会=モルモン教の教会で、40歳の男がピックアップトラックを教会へ突っ込ませ、銃を乱射する事件が発生、少なくとも2人が犯人に撃たれ死亡、8人が病院で手当てを受けているという。
その直後、教会は火災が発生、ほぼ全焼、取り残された信者がいないか捜索活動が続けられているという。

警察によると、撃った容疑者はミシガン州バートンに住む40歳の男で、400人以上が参加していた大規模礼拝中にモルモン教会の正面に車で突っ込み、建物の中に向けて銃を乱射したという。男は現場で警察に射殺された。
カーク事件で、事前に懸念されたモルモン教の教会襲撃でもあった。

今やトランプ合衆国は、気が狂った親分が凶器を振り回しており、いつ何時、どこへ不満分子の凶弾が放たれるか分からなくなってきている。敵を作るのが大好きな親分自らは怖くなって前代未聞のワシントンDCに州兵を常駐配備し不穏分子の一掃を図っている。
トランプはゲルマン民族の血が流れている。こわっ。

 

[ 2025年9月29日 ]

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