アイコン アップル 中国でのブランド力急落

 

 

販売するたびに価格を吊り上げるアップル 半額で売る華為
中国メディアの参考消息は21日、米国に本拠を置く国際的企業評価会社であるレピュテーション・インスティテュート(RI)が最近になり発表した、中国人消費者のブランド評価についての調査結果を分析する記事を掲載した。

スマホを販売している企業のうち、中国企業の華為技術(華為、HUAWEI)は2位で、12位のアップルに大きく差をつけた。

RIは、中国を代表する企業と著名多国籍企業155社を選び、消費者約3万人を対象とするアンケート調査で「信用度」「尊重度」「称賛度」を評価してもらい、それらを総合して「企業の声望」すなわち「ブランド評価」をランキングした。

華為は、世界最大規模の通信機器メーカーであり、スマホの出荷台数でも世界3位。ファーウェイ・ジャパンとして2005年には日本にも進出している。
RIによるブランド評価のランキングでは、1位のインテルに次ぐ2位になっている。

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同ランキングの3位から10位まではロレックス、グーグル、中国の家電メーカーであるハイアール、同物流会社の順豊エクスプレス、ミシュラン、ノキア、ルフトハンザ、中国家電メーカーのグリー・エレクトリックの順だった。
一方で、アップルは12位にとどまった。

RIの関係者は「中国は、世界の他の地域と比べて、企業が消費者にさらに厳しい要求を突き付けられている」と評したという。
また、アップルに対する評価が低かったのは、部品を製造する台湾企業の富士康(フォックスコン)の中国国内の工場における劣悪な労働環境が問題になったことも関係していると見られる。
参考消息は、米国に本拠を置く市場調査会社のインターナショナル・データ・コーポレーション(IDC)の調べで、中国市場における2017年の華為の出荷台数は前年比18.6%増の9090万台に達し、販売シェアでも同4ポイント上昇して20.4%に達したと紹介している。

2位は販売台数8050万台のOPPO、3位は同6860万台のvivoと、いずれも中国企業。さらに、同じく中国企業の小米(シャオミ)は前年比32.6%増と大きく伸ばして5510万台を販売し、同▲8.3%減で4110万台にとどまったアップルを抜いて4位になった。
記事はアップルについて、中国のスマホ市場において外国ブランドとして唯一5位に食い込んだが、ここ数年は中国ブランドと比べてかつての勢いを失っていると評した。
以上、報道参照

中国市場でダントツでトップだったサムスンは今や中国市場でのシェアは0.8%に過ぎない。サムスンのブランド力は中国ではなく、アップルに軍配が上がる。しかし、そのアップルも販売するたびに、大して中身は変わらないのに、中国勢の2倍も3倍も高く販売しており、一般の消費者もいつまでも高くなるばかりのブランド品を追い続けたりはしない。中国ではその時代がすでに終わっているともいえる。中国ではアップルも、いずれ、サムスンのようになるかもしれない。
 

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[ 2018年6月19日 ]

 

 

 

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