アイコン 北朝鮮タンカー東シナ海で中国船から瀬取り

 

 

0628_01.jpg日本政府は27日、北朝鮮船籍タンカーと国籍不明の船舶が、国連安全保障理事会の制裁に反して、違法な洋上での船舶間の物資の積替え「瀬取り」を21日、22日に続けて行った疑いがあると公表した。「瀬取り」の疑いの公表は7例目。

防衛省によると、北朝鮮籍のタンカー「YU PHYONG5号」と国籍不明の小型船舶は、東シナ海の公海上で横づけし、ホースを接続していたという。海上自衛隊が確認した。
公表によると、北朝鮮タンカーに横付けした小型船舶は両日とも同一の船とみられる。22日には、2隻の船舶の分離後、この小型船舶は中国国旗とみられる旗を掲揚した。

北朝鮮船籍タンカー「YU PHYONG 5号」は、2018年3月に、国連安保理北朝鮮制裁委員会から資産凍結・入港禁止の対象に指定されている船舶。日本外務省は、安保理北朝鮮制裁委員会に通報し、小型船舶と関係があるとみられる中国にも「関心表明」を行った。
以上、

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石油類を瀬取りさせるリスクは甚大であり、北朝鮮はかなりのプレミアム価格を付けて瀬取りしているものと見られる。
国連制裁がどのタイミングで緩和されるか、長引けば、北朝鮮がヒステリックになる可能性が高い。中国と韓国が共同して早期に北朝鮮国連制裁解除に動くものと見られる。結局は、世界一の独裁者米トランプ次第ということになる。

瀬取りの実態は、米軍は偵察機や偵察衛星ですべて知っているものと見られるが、その情報が日本の防衛省に寄せられ、それに基づき海上自衛隊の艦艇や偵察機が行動しているかは不明。何か米トランプに踊らされている気がしてならない。

マティス国防長官は生粋の軍人上がりの紳士であるが、ポンペオ国務長官はトランプ後を狙うトランプの腰巾着。ただ、利用価値はマティス長官より、ポンペオにある。
2人は北の核廃棄スケジュールでも意見が微妙に分かれている。
トランプは中間選挙(11月6日)を控え、最大効果の日程で北にスケジュールを提示するものと見られる。ポンペオの発言が正解だろう。
イラン制裁(原油輸入企業のみならず輸入国に対しても制裁を行う勢い)も11月4日に設定している。
北朝鮮との和解合意も、貿易戦争も、報復合戦も米国の中間選挙で共和党が勝利するためだけに行使されているもの。
 

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[ 2018年6月28日 ]

 

 

 

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