アイコン BMW・韓国で今年36台目の炎上 ディーゼル車 320d 720Ld

 

 

9日にも2台炎上
韓国で9日午前、またBMW車から出火する事故が発生した。2014年式BMW「320d」が、ソウル近郊の第2京仁高速道路を走行中に出火した。
9日午前、慶尚南道泗川市の南海高速道路上で、2011年式BMW「730Ld」から出火した。車は休憩所で停車して運転手が交代しようとしたときだった。2011年式BMW「730Ld」はリコール対象外だった。
双方ともケガ人はいなかった。
これで、今年になりBMW車の炎上は36台となった。

BMWコリアは7月26日、42車種計約10万6000台のリコール(無料の回収・修理)を発表している。
4日には、緊急・安全点検を受けた車両が1週間も経たず、炎上した事故も発生している。
6日、BMWコリアは、ドイツ本社から品質安全の責任者らも来韓し公式に謝罪した。
BMWは、出火の原因は排ガス再循環装置(EGR)の不具合であるとして、欧州でも8月7日、約32万4000台を対象にリコールを発表している。

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ソウル地方警察庁は9日、BMW側が欠陥を隠蔽していたとする疑惑の捜査を同庁の知能犯罪捜査隊が担当することになったと明らかにした。

事故の被害者ら21人は同日午前、ソウル南大門警察署に自動車管理法違反の疑いでBMWに対する告訴状を提出した。告訴状では「BMWが2年半近く実験を行ったが欠陥に関する結論を出せなかったことは納得できない」として、強制捜査の必要性などを訴えた。
なお、韓国政府は首相も乗り出し、BMWに対して、懲罰的な損害賠償制度の導入も検討している。

韓国では年間5000台以上の車両が炎上しており、BMWコリアは謝罪記者会見前に、BMW車の炎上は決して多くないと開き直っており、裁判ではマイナスに作用するものと見られる。
(日本でも車両火災は多く、年間1200件ほど発生している。それにしても韓国が多いのはディーゼル乗用車が多いからだろうか)
高くして購入したBMW、炎上しても時価相当しか補償してくれず、新車購入時の割引制度導入などでクリアしようとしている。昨年までの火災分では整備・管理不行きとして補償もしていない。

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[ 2018年8月10日 ]

 

 

 

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