アイコン 追報:MT映像ディスプレイ(株)(大阪)/特別清算 負債額1000億円 ブラウン管製造会社

 

 

元ブラウン管製造でパナソニック(株)連結子会社のMT映像ディスプレイ(株)(大阪府門真市松生町1-15、代表清算人:馬場英俊)は2月5日、大阪地方裁判所なおいて、特別清算の開始決定を受けた。

負債額は約1033億円。

同社は昭和43年設立された松下電器産業のブラウン管製造子会社。その後の平成15年4月には、東芝のブラウン管事業を統合していた。

平成19年4月に東芝の出資分を松下電器産業が買取り、以降は同社の100%子会社となっていた。

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平成16年3月期には、約470億円の売上高を計上していたが、液晶との競合激化やブラウン管需要が減少し、市場価格も大幅に下落。赤字体質に陥り、平成18年3月期に債務超過に転落した。ブラウン管製造から撤退して事業縮小、その後は補修サービスのみを継続していたが、平成21年12月には全事業を停止していた。

会社の清算は公取委からブラウン管の価格カルテル調査を受け、調査が終わるまで会社清算ができず、そうした問題が終了したため、平成31年1月31日に株主総会で解散を決議、今回の措置となった。

なお、パナソニックは、以前から当債権については、貸倒引当金に計上していることから、損益に影響は与えない。今期にその引当金も処理される。

パナソニックは、ブラウン管からプラズマディスプレーに方向転換、ほかのメーカーは液晶ディスプレイに舵を切った。その大失敗がパナ社の屋台骨を揺るがし、家電領域を大きく変えることになった。そして時代は液晶もまた、有機ELにとって変わろうとしている。

 
[ 2019年2月15日 ]

 

 

 

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