アイコン 明治2年創業の(株)上総屋(千葉)/破産開始決定

 

 

水産加工の(株)上総屋(千葉県銚子市笠上町3401-1、代表:竹中総司)は2月21日、千葉地裁八日市場支部において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、山村清治弁護士(電話043-224-2233)が選任されている。

負債額は約2億5千万円。

同社は明治2年創業老舗はんぺんなど水産練物製造会社。以前は老舗のはんぺん会社として百貨店やスーパー、専門店などへ卸、12億円以上の売上高を計上していた。

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しかし、不漁で材料の魚価高騰や競争激化、政府の非正規雇用拡大の低賃金政策により共稼ぎ世帯が急増し、家庭での鍋物などが激減して需要が減り、平成28年6月期には7億円台まで落ち、採算性も悪化して経営不振が続き、昨年8月から事業を停止していた。

人口減から1億総活躍時代は1億人働けということ。家庭の料理は手間要らずの簡易なものになるしかない。働け働け、子供は生め生めというすごい政治がまかり通っている。美しい日本はどこへ行ったのやら。

 
[ 2019年3月 4日 ]

 

 

 

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